ファイル‐ノート:Toshi-ya.JPG

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

被写体の人物の肖像権[編集]

Toki-hoと申します。被写体の人物について、肖像権を得られているかどうかの言及がないようですが、日本語版にアップされるにあたって、確認されたでしょうか。少し気になります。ご検討、よろしくお願いいたします。もし、2週間程度待ってご返事ないようでしたら、安全側にたおして、記事から削除させていただきます。Toki-ho 2006年3月15日 (水) 01:53 (UTC)[返信]

ご指摘の趣旨は了解いたしました。個人の特定を可能とする顔の識別可能性から肖像権侵害の可能性をご指摘なさったのだと理解いたしました。

まず押さえておきたい問題として、この写真は三十三間堂(蓮華王院)が成人の日に毎年開催している「通し矢」行事の写真ですね。これは、公開の場で、報道陣やカメラマンが撮影する中に行なわれるものです。ですから、ここでの写真が報道写真にも一般的によく使われます。一つのポイントとして、公道を歩いている人物を無断撮影するのとは全く事情は異なる、という点をまず押さえておきたいと思います。カメラマンを含む衆人が見ている中での「演技」である、ということです。この点を考えた場合、肖像権侵害の可能性はきわめて低いと考えられます。私見では、敢えて安全側に倒すほどの問題ではないような気がいたします。

一方、それでもなお無断撮影・無断公表なのだから削除する必要がある、という主張も、もちろん成り立ちます。そこで削除以外の方法がないか、高解像度版にし、さらに画像ソフトでズームアップしてそれぞれの顔の検討を試みました。画面中に登場する人物の左側三名は十分識別可能かなと思いました(左から四番目の人物は視線を下に向けていますので大丈夫だと思います)。ただ、この写真の力は表情の持つ緊張感にありますから、ちょっと難しい。表情を消し去ってしまったら写真の力を大きく損なうと考えられます。

人間の顔の特徴、とくにその識別は目の部分が中心となっており、目線を入れるたりすることがよくあります。もちろん、目線を入れても親しい人間には十分識別可能です。問題は親しくない人間に対し識別を不可能あるいは困難にするため、目線を入れるという考え方が一般的になっていますね。左から二番目の人は顔が光の影になっており、四番目の人物は目線を下に伏せています。また五番目の人物は顔の左半分は影になっており、右端の人物は目を閉じているうえ顔の中心部は縦に影が入っています。とすれば、問題になるのは左端と左から三番目の人物でしょう。左端の人物も同じく弓によって縦に影が入っていますけれども、識別可能ではないかと思います。

加工して顔をぼかした写真をいくつか見ていますが、ぼかした場合、そこだけ異様になって悪い印象のものが多いと感じています。むしろぼかした写真に入れ換えるならば、削除を望みます。

さて、GFDLライセンスの利点は、誰でも無断で改変してよい、というところ。そこで目の周辺部分をズームアップしてレタッチ加工を加えることで、特定不能にすることは可能ではないでしょうか。緊張感のある表情を変えずに、顔の特徴を変えることはレタッチ技術に長けた人が、ていねいに加工すれば、この写真の力を損なわずに、識別不能の顔に改変できるような気がいたします。特に目、およびその周辺は、この写真全体の面積のうちわずかですから、レタッチが上手な方ならば、それほど苦労する作業でもないような気がいたします。

たとえば左から三人目(中心)の人物の場合、目の大きさや目の間隔を変え、眉を濃くする、鼻の影の部分を拡大して高く見せる、などの改変ですむような気がいたします。もとの写真は削除し、その後レタッチ加工した写真を同じファイル名でアップロードすることで対処できると考えますが、いかがでしょうか。削除するのは惜しい作品だと思いますので、あえて削除以外の方法を考えてみました。ご検討下さいませ。
- Opponent 2006年3月15日 (水) 11:33 (UTC)[返信]
Opponentさん、さっそくに建設的なご意見ありがとうございます。「カメラマンを含む衆人が見ている中での『演技』であるということです」の御意見、なるほどなと思いました。しかし、このような状況で写されたとしても、商用利用も可能ななかで、肖像権を主張する人は主張するのではないかな、とも感じます。そこで、おっしゃるようにレタッチも検討すべきと思いました。私は、個人的には、人物や商標にぼかしをいれることは、かえって写された人物や物に失礼ではないかと危惧しています(日本語版ではぼかしをいれることがコミュニティーの合意により慣例になっていることも承知していますが)。ですので、もしレタッチが上手にできるようでしたら、その方法がよいかもしれません。ただ、撮影者がなんらかの許諾を被写体の人物から得ている可能性もなきにしもあらずなので、コモンズで問い合わせています。そのお返事があるまで、少々待ってみませんか?Toki-ho 2006年3月15日 (水) 16:12 (UTC)[返信]
コモンズになんのご回答もありませんでしたので、一旦、画像を記事から削除させていただきました。ノート:三十三間堂をご参照ください。ご意見ありましたら、そちらでお話いたしましょう。よろしくお願いいたします。Toki-ho 2006年4月17日 (月) 02:42 (UTC)[返信]