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[[ハンドルネーム]]・[[ペンネーム]]として'''ユーリィ・イズムィコ'''名義も用いており<ref name="BB">{{Cite web |url=http://bookandbeer.com/event/20210617_rdc/ |title=小泉悠×安田峰俊×マライ・メントライン×神島大輔「ロシア! ドイツ! チャイナ! オール大国大進撃」『現代ロシアの軍事戦略』(筑摩書房)『中国vs.世界 呑まれる国、抗う国』(PHP研究所)W刊行記念 |website=本屋B&B |date=2021-06-17 |accessdate=2022-03-22}}</ref>、この名義での著作もある。Twitterでも長らくこの名義を使っていたが、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻]]以降は「丸の内OL(27)」「コスメ女子」など、ユーザー名をたびたび変更している。変更の理由を問われた際には「酒飲んで酔っ払って書いているから、覚えてない(笑)」と答えている<ref>{{Cite web |url=https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2602 |title=NHKで解説 小泉悠が“丸の内OL”を名乗るワケ |website=週刊文春 電子版 |date=2022年03月09日 |accessdate=2022-03-22}}</ref>。


== 著作 ==
== 著作 ==

2022年3月29日 (火) 05:48時点における版

小泉 悠
人物情報
別名 ユーリィ・イズムィコ
生誕 (1982-06-02) 1982年6月2日(42歳)
居住 千葉県松戸市出身[1]
出身校 早稲田大学[2](学士、修士)
学問
研究分野 ロシアの軍事・安全保障政策[2]、宇宙政策[2]、危機管理政策[2]
研究機関 公益財団法人未来工学研究所[2]東京大学先端科学技術研究センター[3]
主要な作品 『軍事大国ロシア』[4][5][6][7][1]
『プーチンの国家戦略』[8]
『「帝国」ロシアの地政学』[9]
学会 国際安全保障学会[2]戦略研究学会[2]
主な受賞歴 『国際安全保障』最優秀新人論文賞(2018年)[10]
サントリー学芸賞(2019年)[9]
公式サイト
https://note.com/cccp1917
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小泉 悠(こいずみ ゆう、1982年6月2日[2] - )は、日本軍事評論家[6][7][11]、軍事アナリスト[6][12][13][14][15]ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする[2]ユーリィ・イズムィコの筆名でも知られる[16]

2022年現在、東京大学先端科学技術研究センター専任講師を務める[3]千葉県松戸市出身[1]

経歴

千葉県松戸市生まれ[17]千葉県立松戸国際高等学校早稲田大学社会科学部卒業。2007年早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学修士)。

2009年、外務省国際情報統括官組織専門分析員。2010年ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所客員研究員。2011年公益財団法人未来工学研究所研究員就任[18][19][20]

2019年、東京大学先端科学技術研究センター特任助教。同年サントリー学芸賞受賞[9]

2022年1月、東京大学先端科学技術研究センター専任講師(グローバルセキュリティ・宗教分野)[3]

人物

著書を書評で取り上げられた際には「軍事オタク」[4][6]と評されたが、サントリー学芸賞受賞時の選評では「視野の狭い単なる『軍事オタク』ではない」とも評されている[9]

ロシア語が堪能で[6][1]、妻はロシア人である[6]

ハンドルネームペンネームとしてユーリィ・イズムィコ名義も用いており[16]、この名義での著作もある。Twitterでも長らくこの名義を使っていたが、2022年ロシアのウクライナ侵攻以降は「丸の内OL(27)」「コスメ女子」など、ユーザー名をたびたび変更している。変更の理由を問われた際には「酒飲んで酔っ払って書いているから、覚えてない(笑)」と答えている[21]

著作

単著

  • 『ロシア軍は生まれ変われるか』東洋書店〈ユーラシア・ブックレット〉、2011年。ISBN 978-4-86459-009-9 
  • 『[図解]武器・兵器の秘密』PHP研究所、2014年。ISBN 978-4-569-82090-3 
  • 『軍事大国ロシア 新たな世界戦略と行動原理』作品社、2016年。ISBN 978-4-86182-580-4 
  • 『プーチンの国家戦略 岐路に立つ「強国」ロシア』東京堂出版、2016年。ISBN 978-4-490-20950-1 
  • 『恐ロシア航空機列伝』パンダ・パブリッシング、2018年。ISBN 978-4909400772 (ユーリィ・イズムィコ名義)
  • 『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』東京堂出版、2019年。ISBN 978-4-490-21013-2 
  • 『現代ロシアの軍事戦略』筑摩書房ちくま新書〉、2021年。ISBN 978-4-480-07395-2 

共著

監修

翻訳

記事

論文

  • 「ロシアの安全保障政策における戦術核兵器の位置づけと展望」『国際安全保障』第40巻第4号(国際安全保障学会、2013年3月)[22][23]

メディア出演

ロシアによるクリミア侵攻ウクライナ侵攻北朝鮮によるミサイル発射実験の際などに、解説者としてニュースに度々出演している。

脚注

  1. ^ a b c d 佐々木孝博「書評 小泉悠著『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『国際安全保障』第44巻第4号、国際安全保障学会、2017年3月、115-119頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i koizumi_03.pdf 、未来工学研究所、2018年8月26日閲覧。
  3. ^ a b c 【着任】小泉悠氏が専任講師に就任”. 先端研・創発戦略研究オープンラボ(ROLES). 東京大学先端科学技術研究センター. 2022年1月19日閲覧。
  4. ^ a b 山内昌之片山杜秀井上章一「文藝春秋BOOK倶楽部 鼎談書評(第31回) 小泉悠『軍事大国ロシア : 新たな世界戦略と行動原理』」『文藝春秋』第94巻第10号、文藝春秋社、2016年7月、394-397頁。 
  5. ^ 福田秀人「Book Reviews 私の『イチオシ収穫本』 『軍事⼤国ロシア 新たな世界戦略と⾏動原理』小泉悠著」『週刊ダイヤモンド』第104巻第29号(通巻4639号)、2016年7月23日、79頁。 
  6. ^ a b c d e f 兵頭慎治「書評 小泉悠著『軍事大国ロシア ― 新たな世界戦略と行動原理』」『ロシア・ユーラシアの経済と社会』第1007号、ユーラシア研究所、2016年8月、44-49頁。 
  7. ^ a b 永田伸吾「(書評論文)現代ロシアの戦略文化 ――「多極世界」をめぐる対米脅威認識―― 小泉悠著『軍事大国ロシア――新たな世界戦略と行動原理』」『戦略研究』第20号、戦略研究学会、2017年3月、127-138頁。 
  8. ^ 三浦瑠麗 (2017年1月8日). “本よみうり堂 「プーチンの国家戦略」⼩泉悠著 説得⼒ある公平な分析”. 読売新聞東京朝刊: p. 24 
  9. ^ a b c d 小泉 悠『「帝国」ロシアの地政学―「勢力圏」で読むユーラシア戦略』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞”. サントリー文化財団 (2019年). 2020年6月18日閲覧。
  10. ^ 研究奨励事業”. 国際安全保障学会. 2020年6月18日閲覧。
  11. ^ 田中洋之、林哲平 (2014年7月19日). “クローズアップ2014:マレーシア旅客機撃墜 主張対立、究明に時間”. 毎日新聞東京朝刊: p. 3 
  12. ^ 杉尾直哉「〔WORLD・WATCH〕ロシア 対独戦勝記念式典 目⽟は失脚閣僚の遺産」『週刊エコノミスト』第93巻第22号、毎日新聞出版、2015年6月2日、68-70頁。 
  13. ^ 磨井慎吾 (2017年5月25日). “【論壇時評】6⽉号 ⽂化部・磨井慎吾 「敵」の論理で考えること”. 産経新聞東京朝刊: p. 6 
  14. ^ ⾼⾒浩太郎 (2017年11月3日). “<総論 各論>10⽉ 北朝鮮の核と⽇本 冷静で息の⻑い議論を”. 神戸新聞朝刊. 共同通信配信記事: p. 17 
  15. ^ 駒木明義 (2018年6月27日). “(平成とは あの時:9)北⽅領⼟、つかみ損ねた糸⼝”. 朝日新聞東京朝刊: p. 36 
  16. ^ a b 小泉悠×安田峰俊×マライ・メントライン×神島大輔「ロシア! ドイツ! チャイナ! オール大国大進撃」『現代ロシアの軍事戦略』(筑摩書房)『中国vs.世界 呑まれる国、抗う国』(PHP研究所)W刊行記念”. 本屋B&B (2021年6月17日). 2022年3月22日閲覧。
  17. ^ 第41回 サントリー学芸賞受賞者略歴
  18. ^ 研究員紹介 未来工学研究所、2017年12月30日閲覧。
  19. ^ 小泉悠 講演依頼.com、2017年12月30日閲覧。
  20. ^ 編集長プロフィール World Security Intelligence、2017年12月31日閲覧。
  21. ^ NHKで解説 小泉悠が“丸の内OL”を名乗るワケ”. 週刊文春 電子版 (2022年3月9日). 2022年3月22日閲覧。
  22. ^ a b CiNii articles 著者 - 小泉 悠 CiNii 国立情報学研究所、2018年8月17日閲覧。
  23. ^ 『国際安全保障』総目次 詳細 国際安全保障学会、2017年12月30日閲覧。

関連項目

外部リンク