キリンものしり大学 マンガ人物史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キリンものしりシリーズ > キリンものしり大学 マンガ人物史
キリンものしり大学 マンガ人物史
アニメ
監督 永沢詢
シリーズ構成 永沢詢
脚本 畑中国明 ほか
キャラクターデザイン 永沢詢
音楽 清水雅一
アニメーション制作 オフィス・ユニ
製作 毎日放送、オフィス・ユニ
放送局 毎日放送
放送期間 1970年8月3日 - 1971年9月30日
話数 全366話
関連作品
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

キリンものしり大学 マンガ人物史』(キリンものしりだいがくマンガじんぶつし)は、1970年8月3日から1971年9月30日まで毎日放送で放送されていたテレビアニメである。毎日放送とオフィス・ユニの共同製作。麒麟麦酒の一社提供。全366話。放送時間は毎週月曜 - 土曜 17:55 - 18:00 (日本標準時)。

概要[編集]

キリンものしりシリーズ』の作品第3弾。

本作は古今東西の偉人を紹介するという内容で、それも単一の視点からでなく2つの視点から紹介するという手法を取っていた。進行役は白髪・白ヒゲで堅物な「マジメ博士」と黒髪・黒ヒゲでユーモラスな「オモシロ博士」の2人で、片方が意見を述べていると、もう片方が相手を押しのけて反論するというパターンで進行していた。

偉人を紹介するパートは静止画で、2人の博士が登場するパートはアニメーションで構成されていた。ただし、アニメーションは数種類しかないバンクの使い回しであり、毎回台詞を入れ直して使っていた。

この作品からカラーになった。また、前2作は横山隆一主催のおとぎプロダクションが制作していたが、本作からは放送動画制作のメインスタッフが設立したオフィス・ユニの制作になった。放送動画制作は、かつて毎日放送の『かみなり坊やピッカリ・ビー』や『ファイトだ!!ピュー太』の制作を担当していたことがある。

本作の放送期間は1年2か月とシリーズ中2番目に短く、毎日放送が製作に携わった作品では最も短かったが、平均視聴率は10.5%、最高視聴率は19.7%をマークしている[1]

声の出演[編集]

スタッフ[編集]

  • プロデューサー - 斉藤賢
  • 構成監督/キャラクターデザイン - 永沢詢
  • 脚本 - 畑中国明、小川建一、鈴木良武 ほか
  • 演出 - 白石邦俊、渡辺省三
  • 作画 - クニトシロウ、倉橋孝治、明珍秀子 ほか
  • イラスト - 永沢詢、渡辺省三、白石邦俊、小華和ためお、近藤英輔 ほか
  • 音楽 - 清水雅一
  • 制作 - 毎日放送、オフィス・ユニ

参考:『TVアニメ25年史』徳間書店、1988年、33頁。 

脚注[編集]

  1. ^ 『TVアニメ25年史』徳間書店、1988年、33頁。 

外部リンク[編集]

毎日放送 キリンものしりシリーズ
前番組 番組名 次番組
ものしり大学 明日のカレンダー
(1966年7月1日 - 1970年8月2日)
キリンものしり大学 マンガ人物史
(1970年8月3日 - 1971年9月30日)
世界ものしり旅行
(1971年10月1日 - 1974年12月31日)