ISILによる日本人拘束事件

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イスラム国ISIS 日本人拘束事件(いすらむこくあいえすあいえすにほんじんこうそくじけん)シリアのアレッポで、日本人の「ハルナ・ユカワ」が拘束された事件である。

事件の経緯

2014年8月16日、在シリア大使館(内戦で隣国ヨルダンに避難し業務中)にシリア北部アレッポで日本人拘束されたとの一報が入る。ただちに日本政府に連絡する。在シリア日本大使館は、16日夕(日本時間同日夜)に現地対策室を設置する。在シリア日本大使館は17日、日本人とみられる人物が、拘束された可能性があることを明らかにした。[1]


イスラム国ISISインターネット広報ツイッターアカウント[2]で17日までに、拘束された日本人とみられる男性の映像が公開された。地面の上に押さえつけられ、男らが「どこから来たのか」「仕事は」などと英語で尋問。男性は「日本人のハルナ・ユカワ」と名乗り、「自分は兵士ではない。カメラマンで写真を撮りにきた」などと説明した。その後、同ツイッターアカウントで、カメラマンではなく民間軍事会社「PMC JAPAN」CEO、最高経営責任者であると同社のHPサイトURLと共に発表される[3]。また所持していたと田母神元航空幕僚長と並んでの写真などが公開される。なお、「PMC JAPAN」の業務内容に、様々な軍事的活動と「治安不安定危険地域での情報収集活動」が、記載されている[4]


脚注