コナー・デイリー
コナー・デイリー Conor Daly | |||||||
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2018年、インディアナポリスにて。 | |||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||
生誕 | 1991年12月15日(32歳) インディアナ州ノーブルズビル | ||||||
インディカー・シリーズでの経歴 | |||||||
4年の間27レース出場 | |||||||
チーム | No. 20 (エド・カーペンター・レーシング) No. 59 (カーリン) | ||||||
2020年の順位 | 17位 | ||||||
最高位 | 17位 (2020) | ||||||
初戦 | 2013年のインディ500 (インディアナポリス) | ||||||
最終戦 | Template:Latest IndyCar | ||||||
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基本情報 | |||||||
過去参加シリーズ | |||||||
2013–2014 2011–2012 2011 2009–2010 |
GP2 Series GP3 Series インディ・ライツ プロ・マツダ チャンピオンシップ | ||||||
選手権タイトル | |||||||
2012–13 2010 |
MRF Challenge Star Mazda Championship |
コナー・J・デイリー(英語: Conor J. Daly、1991年12月15日 - )は、アメリカ合衆国のレーシングドライバー。インディアナ州ノーブルズビル出身。現在はエド・カーペンター・レーシングよりインディカー・シリーズに参戦している。
レーシングキャリア[編集]
カーティング[編集]
10歳の時にレーシングカートを始め、2006年にワールド・カーティング・アソシエーション・グランドナショナルで優勝を飾る。2008年からはスキップ・バーバー・ナショナルチャンピオンシップにおいて14レース中5勝を飾り、シーズンチャンピオンとなった。同じころ フォーミュラ・フォードにも参戦した。
2010年10月10日、ニューキャッスル・モータースポーツパークで行われたオールスターカート選手権ではグラハム・レイホールとタッグを組み、2位でフィニッシュする。また、同大会の優勝者はジェイ・ハワード/ビル・マクラフィンJR組。4位には同年のインディカー・シリーズで総合2位でシーズンを終えたばかりのウィル・パワーと当時ALMSに参戦していたサイモン・パジェノ組であった。
スター・マツダ選手権[編集]
2009年には、アンデルセンレーシングよりスター・マツダ選手権に参戦。ニュージャージー・モータースポーツパークで優勝を飾り、シーズンを総合3位で終える。2010年は同選手権をフンコスレーシングから出場しシリーズチャンピオンに輝いた。同シーズンではポールポジションを9回獲得し、7勝という圧倒的な強さを見せつけ若手有望レーサーとして頭角を現す。
インディ・ライツ[編集]
2011年はインディ・ライツにサム・シュミット・モータースポーツより参戦する。ロングビーチ市街地コースで行われた2位が最高成績であった。
2013年には、ヒューストンのレースにチーム・ムーアレーシングよりスポット参戦し、3位でフィニッシュした。
GP3シリーズ[編集]
インディ・ライツに参戦しつつ、ヨーロッパではカーリン・モータースポーツよりGP3シリーズにも参戦していた。
2012年は、ロータスGPよりGP3に参戦し続けた。バルセロナで行われたレースで優勝を飾るが、モナコではドミトリー・スラノビッチと接触し、デイリーのマシンはキャッチフェンスへ突っ込み、赤旗が出る大クラッシュとなった。
2013年も ARTグランプリ よりGP3シリーズに参戦した。バレンシア市街地コース でシーズン唯一の勝利を挙げ、選手権総合3位でシリーズを終えた。
GP2シリーズ[編集]
一つカテゴリーが上がった2013年のGP2シリーズでは セパン国際サーキット で行われた開幕戦に出場し7位入賞を果たす。
2014年のGP2シリーズでは22戦中18戦に出場し、ベストリザルトはハンガロリンクでの7位であった。
インディカー[編集]
2013年のインディ500 にA.J.フォイト・エンタープライズより出場し、22位でレースを終えた。
2015年にはロッキー・モランJrの代役としてデイル・コイン・レーシングよりロングビーチGPに出走。その後、インディ500にシュミット・ピーターソン・モータースポーツより出場した(この時の結果はレースが始まる前の車の故障によりリタイアとなっている)。ジェームズ・ヒンチクリフが同年のインディ500の練習走行中に大怪我を負うクラッシュをし、またもやデイリーがヒンチクリフの代役としてデトロイトとトロントのレースに出走した。この際、デトロイトのレース2でデイリー自身シリーズで初のトップ10フィニッシュ(6位)を果たす。
2016年に念願のフルタイムシートをデイル・コイン・レーシングで手に入れる。シーズンを通して56周トップを走り、デトロイトのレース1では初表彰台(2位)を獲得する。
2017年はA.J.フォイト・エンタープライズよりシーズンにフル参戦している。
フォーミュラ・ワン[編集]
2012年5月にフォース・インディア で コッツウォルド空港 でテスト走行を行った。
私生活[編集]
父親はアイルランドの 元F1とチャンプカー ドライバーおよびコメンテーターの デレック・デイリー。このこともあり、アイルランドとアメリカの二重国籍を所有している。
1型糖尿病を持ち、2016年のインディ500では糖尿病患者を支える企業がスポンサーについた。インディカー・シリーズに同じく参戦しているチャーリー・キンボールも糖尿病である。
レース戦績[編集]
アメリカン・オープンホイール[編集]
インディカー・シリーズ[編集]
インディ500[編集]
年 | シャシー | エンジン | スタート | フィニッシュ | チーム |
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2013年 | ダラーラ | ホンダ | 31 | 22 | A.J.フォイト・エンタープライズ |
2015年 | ダラーラ | ホンダ | 23 | 33 | シュミット・ピーターソン・モータースポーツ |
2016年 | ダラーラ | ホンダ | 24 | 29 | デイル・コイン・レーシング |
2017年 | ダラーラ | シボレー | 26 | 30 | A.J.フォイト・エンタープライズ |
2018年 | ダラーラ | ホンダ | 33 | 21 | デイル・コイン・レーシング |
2019年 | ダラーラ | ホンダ | 11 | 10 | アンドレッティ・オートスポーツ |
2020年 | ダラーラ | シボレー | 18 | 29 | エド・カーペンター・レーシング |
2021年 | ダラーラ | シボレー | 19 | 13 | エド・カーペンター・レーシング |
アンドレッティ・オートスポーツ | チップ・ガナッシ・レーシング | チーム・ペンスキー | エド・カーペンター・レーシング | ||||||||||||
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26 | コルトン・ハータ | 28 | ロマン・グロージャン | 8 | マーカス・エリクソン | 10 | アレックス・パロウ | 2 | ジョセフ・ニューガーデン | 12 | ウィル・パワー | 20 | コナー・デイリー | ||
27 | カイル・カークウッド | 29 | デブリン・デフランチェスコ | 9 | スコット・ディクソン | 11 | マーカス・アームストロング 佐藤琢磨 |
3 | スコット・マクラフリン | 21 | リヌス・ヴィーケイ | ||||
デイル・コイン・レーシング | A.J.フォイト・エンタープライズ | レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング | アロー・マクラーレン | メイヤー・シャンク・レーシング | |||||||||||
18 | デイビッド・マルカス | 14 | サンティノ・フェルッチ | 15 | グラハム・レイホール | 45 | クリスチャン・ルンガー | 5 | パトリシオ・オワード | 7 | アレクサンダー・ロッシ | 06 | エリオ・カストロネベス | ||
51 | スティング・レイ・ロブ | 55 | ベンジャミン・ペターゼン | 30 | ジャック・ハーベイ | 6 | フェリックス・ローゼンクヴィスト | 60 | サイモン・パジェノ | ||||||
ユンコス・ホリンジャー・レーシング | |||||||||||||||
77 | カラム・アイロット | ||||||||||||||
78 | アグスティン・カナピノ | ||||||||||||||
その他参戦ドライバー | |||||||||||||||
トニー・カナーン(アロー・マクラーレン) ライアン・ハンター=レイ(ドレイヤー&レインボールド) ステファン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド) エド・カーペンター(エド・カーペンター) マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ) キャサリン・レッグ(レイホール) R.C.エナーソン(アベル) |