ノート:アブル=ハイル・ハン (シャイバーニー朝)

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改名提案[編集]

記事名「アブル・ハイル」をAbū'l-Khayr Khānに基づき「アブール=ハイル・ハーン (シャイバーニー朝)」に改名したいと思いますが、いかがでしょうか。また、「(シャイバーニー朝)」とするのはカザフ・ハン国(小ジュズ)のアブール=ハイル・ハーンとの曖昧回避のためです。--トムル 2011年3月15日 (火) 14:44 (UTC)[返信]

一週間たって何もなかったので、改名します。--トムル 2011年3月22日 (火) 16:44 (UTC)[返信]

改名提案2[編集]

記事名を「アブル=ハイル・ハーン (シャイバーニー朝)」に改名したいと考えますが、いかがでしょうか。ヒヴァ・ハン国アブル=ハイル・ハン (小ジュズ)などの記事を編集して疑問に感じたのですが、「アブール=ハイル」 という表記は日本語文献での使用頻度は低くないですか。これまで参照した資料をざっと調べてみましたが、長音符が抜かれた「アブル・ハイル」という表記が最も使用頻度が高いと思えます。[1]の版で参考文献として挙げられた『中央ユーラシア史』でも、「アブール=ハイル」ではなく長音符が抜かれた「アブルハイル」と表記されていたと記憶しています。

  • アブル・ハイル、アブル=ハイル、アブルハイル
    • 赤坂恒明『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房, 2005年2月)
    • 小松久男「ウズベク」『岩波イスラーム辞典』(岩波書店, 2002年2月)、196頁
    • 佐口透「ウズベク族」『アジア歴史事典』1巻(平凡社, 1959年)、328頁
    • 堀川徹「アブル・ハイル(Abū al-Khayr)」『中央ユーラシアを知る事典』(平凡社, 2005年4月)、30-31頁
    • 『シルクロード事典』(前嶋信次、加藤九祚共編、芙蓉書房、1975年1月)、97頁
  • アブールハイル
    • 川口琢司『ティムール帝国支配層の研究』(北海道大学出版会, 2007年4月)
  • アブー・アルハイル
    • 『新イスラム事典』(平凡社, 2002年3月)587頁収録の系図

ūにマクロンを加えた上で長音符を抜いた表記が使用されている例もあるため、複数の中央ユーラシア史の専門家が使用している表記に代えて使用頻度の低い「アブール=ハイル」を記事名とする必要性は薄いのではないでしょうか。特に意見が無ければ、一週間を目途に改名を実施したいと思います。--オオミズナギドリ会話2013年11月5日 (火) 14:15 (UTC)[返信]

私も調べてみますので、時間をください。なお、Wikipedia:記事名の付け方/アラブ人等イスラム系の人名も参照のこと。--トムル会話2013年11月5日 (火) 22:05 (UTC)[返信]
  • アブル・ハイル、アブル=ハイル、アブルハイル
    • 北川誠一、杉山正明『大モンゴルの時代』(世界の歴史9, 中央公論社, 1997年8月)、434頁
    • 長沢和俊『シルクロード』(講談社学術文庫, 講談社, 1993年8月)
    • 間野英二『中央アジアの歴史』(講談社現代新書 新書東洋史8, 講談社, 1977年8月)
    • V.V.バルトリド『トルキスタン文化史』1巻(小松久男監訳, 東洋文庫, 平凡社, 2011年2月)、238頁
    • カトリーヌ・プジョル『カザフスタン』(宇山智彦、須田将訳, 文庫クセジュ, 白水社, 2005年2月)
  • アブールハイル
    • 宇山智彦編著『中央アジアを知るための60章』第2版(エリア・スタディーズ26, 明石書店, 2010年2月)川口琢司、野田仁執筆の項目で確認。冒頭部に「一部を除いて日本語で慣例的に使用されている表記を使用」の記載あり。
  • アブー・アルハイル
    • 堀川徹「ウズベク(人)」新版『ロシアを知る事典』(平凡社, 2004年1月)、72-73頁。事典冒頭の凡例に、ラテン文字に転写して日本語に表記した旨の記載あり。

追加分です。--オオミズナギドリ会話2013年11月6日 (水) 10:43 (UTC)[返信]

  • アブル・ハイル・ハーン
    • フランシス・ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』(月森左知訳, 小名康之監修, 創元社, 2009年5月)
  • アブールハイル・ハーン
    • 岡田英弘『モンゴル帝国から大清帝国へ』(藤原書店, 2010年11月)

追加分です。--オオミズナギドリ会話2013年11月7日 (木) 10:45 (UTC)[返信]

  • アブルハイル・ハーン
    • 宮脇淳子『モンゴルの歴史 遊牧民の誕生からモンゴル国まで』(刀水書房、2002年)
    • 護雅夫・岡田英弘『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』(山川出版社、1990年)
  • アブル・ハイル・ハーン
    • 小松久男『新版世界各国史4 中央ユーラシア史』(山川出版社、2000年)
  • アブルハイル=ハン
    • 野田仁『露清帝国とカザフ=ハン国』(東京大学出版会、2011年)
  • アブル・カイヤール
    • 岩村忍『文明の十字路=中央アジアの歴史』(講談社、2007年)

とりあえずこんなところです。ちなみに「ハーン」も「ハン」になるということですよね?--トムル会話2013年11月6日 (水) 16:04 (UTC)[返信]

「アブール」を「アブル」に変えた方がいいとは思っていますが、「ハーン」については変える必要は特に無いと思っています。「アブル・ハイル/アブルハイル」の表記が使われている文献でもハーン(Khān)の称号が併記されている(あるいは称号が省かれて「アブル・ハイル/アブルハイル/アブー・アルハイル」と書かれている)例が散見されるので。--オオミズナギドリ会話2013年11月7日 (木) 10:45 (UTC)[返信]

2週間以上ノートページに書き込みが無い状態が続いていますが、1週間経って別の意見が出なければ「アブル=ハイル・ハーン (シャイバーニー朝)」への改名を実施したいと考えます。--オオミズナギドリ会話2013年11月21日 (木) 13:03 (UTC)[返信]

結局、一番使用率の高い表記はなんですか?私はそれに従います。(アブル・ハイルなのか、アブル=ハイルなのか、アブルハイルなのか)--トムル会話2013年11月23日 (土) 15:12 (UTC)[返信]
Wikipedia:記事名の付け方では「4.アラブおよびその他のイスラム系諸国の人名」中の「定冠詞(アル、al)は全角イコールで繋ぐ」、「5.その他の国の人物」中の「原語ではハイフン「-」で結ばれた2つの語が名前に含まれている場合は、ハイフンの代わりに全角イコールを使う。」と挙げられています。使用率の高い「アブル」表記を使い、かつ他の記事との統合性を持たせるために記事名の付け方のガイドラインに従って全角イコールで二語を繋いだ「アブル=ハイル(Abū al-Khayr、Abū'l-Khayr)」とするのがベストだと考えます。--オオミズナギドリ会話2013年11月23日 (土) 23:31 (UTC)[返信]
ハーン(خان khān)はどうします?「ノート:チンギス・カン#改名提案」や「ノート:モンゴル帝国」といった議論に基づき、「khān」は「qa'an/хаан(カアン/ハーン)」ではなく「qan/χan(カン/ハン)」であるため、ペルシア風の長母音を無視して「ハン」と表記すべきと思いますが。--トムル会話2013年11月24日 (日) 13:22 (UTC)[返信]
先行するチンギス・カンモンゴル帝国での議論、加えてブハラ・ハン国の記事名に合わせられるメリットもあるので、問題が無ければ「ハン」の表記に変えてもいいんじゃないかなあと思います。--オオミズナギドリ会話2013年11月24日 (日) 13:58 (UTC)[返信]
では私は「アブル=ハイル・ハン (シャイバーニー朝)」の記事名に異論はございません。--トムル会話2013年11月25日 (月) 23:36 (UTC)[返信]
了解しました。1週間経過して他の方から意見が出なければ改名作業に取り掛かりたいと思います。--オオミズナギドリ会話2013年11月26日 (火) 13:01 (UTC)[返信]
報告 改名を実施しました。--オオミズナギドリ会話2013年12月3日 (火) 13:43 (UTC)[返信]

となると、ムハンマド・シャイバーニー・ハーン(Muḥammad Shaybānī Khān)もムハンマド・シャイバニ・ハンになるわけですかね?--トムル会話2013年12月2日 (月) 08:37 (UTC)[返信]

「Khān」の称号については本によって「ハン」「ハーン」の揺れがあるので、上の議論に従って「ハーン」ではなく「ハン」に変えてもいいかなあと思います。「Shaybānī」は多くの本で「シャイバーニー」と表記されていたと記憶しています(私が覚えている範囲では『新イスラム事典』『中央アジアを知るための60章』『トルキスタン文化史』1巻では「シャイバーニー」表記が使用されています)。ただ、山川出版社の『世界史B用語集 改訂版』では「シャイバニ」、『シルクロード事典』では「ムハメッド・シャイバニー」の表記が用いられていました。--オオミズナギドリ会話2013年12月2日 (月) 13:30 (UTC)[返信]