ノート:エンゲル係数/過去ログ1

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履歴不継承?

エンゲル係数のこの版でエンゲル係数を発表したエルンスト・エンゲルのことが削除されリダイレクトだったエルンスト・エンゲルの項目にこの版でエンゲル係数で削除された部分とほぼ同じ文章で書かれているが、その旨を要約欄に記載されていないので履歴不継承ではないですか?。--Nuonuonuo 2009年2月1日 (日) 02:57 (UTC)

昨日のエンゲル係数の編集合戦について

実際のところエンゲル係数が高いとなにが問題なのか出展、経済書から付けて編集するべきでは いい文献とか探す方法もおしえていただけると嬉しいです--106.132.128.193 2018年2月2日 (金) 06:21 (UTC)

問題点セクションの作成

実際エンゲル係数による生計費分析に問題と限界があるのは事実ですので、確実な出典を持ってきた上で別途「問題点」セクションを作るべきかとは思います。念のためですが私は決して彼らの行動を擁護しません --Pearl018会話2018年2月2日 (金) 08:15 (UTC)

中食が増えてエンゲル係数が上がったというのはすでに指摘されてますね。[1]
他にも今まで鶏胸肉ばっか食べてた人が給料上がった分を全部食費に回して神戸牛ばっか食べるようになればエンゲル係数も自ずと上がりますので、そこらへんの出典も持ってきて記載するのもありだと思います。--S.S.E.H.Talk/Contribs 2018年2月2日 (金) 11:45 (UTC)
京都大学経済研究所の「食料価格上昇局面における家計消費とエンゲル係数 -所得階層別の変化要因の分析-」というディスカッション・ペーパーの2-4頁で、エンゲル係数関係の先行研究が整理されているので参考になるかもしれません。これによれば、エンゲルの法則が成立しないという研究は終戦直後からたくさんあるようで、S.S.Exp.Hashimotoさんが仰っている食生活の変化との関係だと、草刈仁「エンゲル係数の逆転と家計消費の関係」農業経済研究 / 87 巻 (2015) 2 号という論文があるみたいです。--伊佐坂安物会話/履歴2018年2月2日 (金) 12:35 (UTC)
ありがとうございます。列挙していただいた文献を使えば問題点についても上手く書けそうですね。--S.S.E.H.Talk/Contribs 2018年2月6日 (火) 13:18 (UTC)
『これによれば、エンゲルの法則が成立しないという研究は終戦直後からたくさんあるようで』の部分が気になったので、その論文をよんでみたのですが、戦後にものすごく貧乏でギリギリの生活をする中でエンゲル係数が頭打ちになるということで、飯を食うカネが足りないのときには空腹で我慢する、という話です。戦後の焼け野原ではエンゲル係数は役不足ということです。ほかに紹介されている先行研究はたとえば交絡要因として、田舎では貯蓄率が高くなるので、分母が小さくなりエンゲル係数が見かけ上あがるので、都市・田舎に差が出る、とか。これは成立しないということではありません。また、論文自体が問題にしているのは、高所得層と低所得層では食品価格の上昇に対するエンゲル係数応答が異なることの背景を議論したもので、エンゲル係数を算出する際のデータのカテゴリを問題にしています。全般にエンゲル係数が成立しないという革新的(?)論文ではないでしょう。--Callos-bcn会話2018年2月24日 (土) 00:30 (UTC)
一応、京大の論文の結論の部分を引用します。『このようにみると、エンゲル係数の上昇幅と生活水準の関係は、慎重な解釈が必要とされることが分かる。エンゲル係数の上昇幅だけをみれば、高所得層のほうが低所得層よりも大きい。しかし、高所得層では、非食料品の消費性向は低下しても、食料品にはほぼ一定水準で支出しようとする履歴効果が作用した結果としてエンゲル係数が大幅に上昇したのであり、他方、低所得層では食料品も非食料品も数量調整が限定的であった結果として、エンゲル係数の上昇幅が抑制されたのである。したがって、先行研究(第2節)で示唆された所得階層と食の階層性やフォード・インセキュリティの関連は、すでにアクチュアルな問題となりつつありとりわけ食料価格が上昇局面を迎えたとき、低所得層に深刻な影響を与えうることになる。これは、たんに食料価格上昇時の対処療法的な対策だけではなく、所得再分配のあり方をめぐる政策課題につながる問題であろう。』--Callos-bcn会話2018年2月24日 (土) 00:30 (UTC)

公平性に欠けると思われる記述の修正

『2016年は、バブル以降もっとも悪い数字となった』の文言は少なくともWikipedia的には『悪い』ではなく「高い」の方がより適切であることは論を俟たないと思うのですが、ここは修正でよろしいでしょうか?「高い」に代わるより良い表現があれば。 --Pearl018会話2018年2月4日 (日) 10:25 (UTC)

公平性という観点が意味不明です。にとっての「不公平」なのですか?安倍晋三閣下でしょうか?--アン・シンサム会話2018年2月5日 (月) 00:43 (UTC)
言葉の意味は兎も角として。突如「安倍晋三閣下」などとご自身の政治主張を表に出すようなコメントで相手をなじるのはまっとうな発言ではありません。慎んで下さい。--Aiwokusai会話2018年2月5日 (月) 11:33 (UTC)
伊佐坂安物さんが提示されている資料を読むと、とりわけ低所得層においては、生活に必要な非食料費が食料費を圧迫し、その結果エンゲル係数と生活水準の逆転現象が現れるという議論があることがわかります。このように、エンゲル係数が常に生活水準を的確に表わす指標とは言えないのであれば、エンゲル係数の上昇を「悪い」と一概に評価するより、「高い」とするのが事典的かつ適切であると思います。なお、念のため述べておきますが、私は現在のエンゲル係数の上昇は生活水準の低下の表れだと思いますし、先の総理大臣の発言は妄言と思っています。--Nazox会話2018年2月6日 (火) 13:06 (UTC)
そもそも2016年だけ特筆しなければならない理由がないかと。

最新までのデータを加筆した上でその部分は削除が適切だと思います。--240D:2:701A:400:C51B:36DA:5340:5CB5 2018年2月23日 (金) 07:28 (UTC)

文献など

  • Engel, Ernst; Die Productions- und Consumtionsverhältnisse des Königreichs Sachsen, Zeitschrift des statistischen Bureaus des Königlich Sächsischen Ministerium des Inneren, Nr. 8 und 9 (1857).
    • 元祖。
  • H. Houthakker, « An International Comparison of Household Expenditure Patterns, Commemorating The Centenary of Engel’s Law », Econometrica, vol. 25, 1957, pp. 532-551
    • よく引用される『経済データに観察される全ての経験則のうち、エンゲルの法則はおそらく最も確立したものである。』はこの論文から。
  • Engel’s Law Around the World 150 Years Later, By Richard Anker, 2011, Working Paper, Political Economy Research Institute, University of Massachusetts Amherst
    • 最近の論文で、現代的視点からエンゲル係数を総説的に論じたものです。だれか読み込んでみるといいかも。

--Callos-bcn会話2018年2月23日 (金) 23:31 (UTC)