ノート:ジャムカ

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「盟友(アンダ)の誓い」について[編集]

「盟友(アンダ)の誓い」という言葉が出て参りますが、この「アンダ」というのは、具体的にはどのようなものなのでしょうか? また、あえてローマナイズ表記をするならば、どのような綴りになるのでしょうか? --124.255.13.186  2008年10月19日 (日) -ノート履歴に従って投稿者並びに投稿時間を追記。--119.148.218.105 2008年10月20日 (月) 08:21 (UTC)[返信]

【アンダ】anda、按荅、按達。父系血縁を異にする氏集団の領袖の間で、義兄弟の誓いをして、政治的同盟を結ぶ習慣が、古くからテュルク、モンゴル遊牧民間に見られた。その関係者を互いに「アンダ」と呼ぶ。これはテュルク語の「and(誓い)」という語に由来するもので、モンゴル語では「andaγar(誓い)」、それを結びあうことを「andačilaldu」という。そしてその誓いには、両者が各々貴重としていたものを交換し合う習慣があったらしい。なお、異なる父系集団のうちでも、特に通婚集団との間には、必ずと言ってよいほど、アンダの盟約が結ばれていた。これを『集史』では「anda-qūdā-ī」すなわち「姻族のアンダ」と呼んでいる。《村上正二訳注『モンゴル秘史1チンギス・カン物語』1970年、平凡社、158頁》--トムル会話2013年10月3日 (木) 02:58 (UTC)[返信]