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ノート:ボリス・フィチンゴフ=シェーリ

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記事名について(改名提案)[編集]

立項御苦労さまです。全然貢献していないのにいきなり横槍を入れて恐縮ですが、以下の理由でこの記事名について疑義があり、改名を提案致します。

  • この作曲家の姓、Vietinghoff-Scheel は、元はドイツ騎士団としてドイツのヴェストファーレンからバルト~ロシアへと移転してきた人々の姓とのこと(cf. ”Family History - Vittinghoff, Vietinghoff (Fitinghoff) and Schell”) 。 またこの作曲家のロシア語表記は Фитингоф-Шель, Борис Александровичで、これをロシア語-->カタカナの一般的な転記法に従うならば参考文献で森田稔氏が記すように(pp.13-14)「フィーティンゴフ=シェーリ」、または「フィーチンゴフ=シェーリ」。
    要するに、ドイツ系人の姓だからドイツ語読みするか、完全にロシア人として扱うからロシア語の人名カナ表記に従うかどちらかが妥当で、「ヴィエンチンホフ」というのは「?」。ラトヴィア語でそう読む可能性は残りますが、
--->この時代のラトヴィアは独立した国家ですらない。つまり日本でいえば茨城県あたりのズゥズゥ弁に相当する。
--->”Vietinghoff-Scheel”という姓自体が、ラトヴィア起源の名前ではない
という2点で、これは不適切であると考えます。
  • ちなみ、前述の”Family History”によると、バルト~ロシアに散った末裔も20Cになってから一同顔合わせをして互いの血縁を確かめ合ったとあります。ウィキペディアの他記事でハインリヒ・フォン・フィーティングホフという人があり、やはり同族と思われますので、足並みを揃える意味でもオリジナルのドイツ語読み-->カナ化が適切ではないか、と考えた次第です。ご意見お待ちしています。--トトト 2009年11月22日 (日) 10:57 (UTC)[返信]


賛成 トトト様、いつもお世話になっております。(生来の小心者ゆえ、ご挨拶すらできず面目ない限りです)

項目名については、私も非常に悩みました。当方が入手できた文献資料が、森田氏の著作のみの上、web上でもまとまった資料は(当方の調査不足と言われればそれまでですが)英語版ウィキペディアの当該作曲家の項目のみ(しかもロシア語表記などには触れていない)だったためです。

漸く日本語表記を見つけたのは、森田氏の著作以外では「外部リンク」で掲げたウェブサイトのみでした。そこで外部リンク表記に従い、記事を立項した次第です。

改名については、ロシア語やドイツ語の知識が当方には完全に欠如しておりますゆえ、全面的に賜りましたご意見に異存はございません。

ご提案の件、ありがとうございました。

--Swanee 2009年11月22日 (日) 11:40 (UTC)[返信]

別の文献で、「B・フィティンゴフ」というのがありました(石井洋二郎訳「M・プティパ自伝」。ただし石井氏は仏語の翻訳者なので参考程度)。Googole検索すると、古い岩波文献で同姓のロシア人を「フィチンゴフ」と書いている例あり。確かに、Фитингофは力点後ろのようで(Фитингоф, И. Ф.)、露語読みなら「フィー」と伸ばさない方がよさそう。森田氏はロシアの専門家なのになぜ「チ」とせずに「ティ」としたのか不明。よって、(露読み:フィチンゴフ=シェーリ)、(独読み:フィーティングホフ=シェール)、この2つのどちらかで決まりか。ドイツ系はドイツ系として、一応ロシア人だから前者で行くべきか…。きちんとしたドイツ名はvon VIETINGHOFF genannt SCHEELとのことで、中途半端は良くないか。どうすべきか。--トトト 2009年11月25日 (水) 13:26 (UTC)[返信]
改めて、当初の提案と異なりますが、
  • この作曲家はドイツ系とはいえ、ロシア人
  • Фитингофの力点は語尾にある
  • 岩波、中外商業の2つの出版物で「フィチンゴフ」の人名表記が過去に使用されている
  • ドイツ人としての本来の姓は"von VIETINGHOFF genannt SCHEEL"というように前置詞や分詞がつくため、単に「フィーティングホフ=シェール」とドイツ読みをするのは無理がある
以上の理由により、改名先をボリス・フィチンゴフ=シェーリに提案しなおします。--トトト 2009年11月25日 (水) 14:07 (UTC)[返信]