ノート:紫雲膏

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

臭いの原因[編集]

2010年9月14日 04:17(UTC)の編集で、豚の油が独特の臭いの原因であるとの記述が追加されていますが、紫雲膏に使用されるのは精製ラードであり、常温や体温ではほとんど無臭です。加えて、紫雲膏中のラードの比率は2%前後であり、ラードよりも沸点が低く揮発成分が多いごま油の比率が半分以上を占めることを考えると(紫雲膏の製造過程での成分量の減少のほとんどはおそらくごま油の蒸発で、揮発成分はかなり減少していると思われますが)、ラードは紫雲膏のにおいには影響していないと考えられます。

紫雲膏のにおいはムラサキトウキのどちらか、あるいは両方によるものだと思いますが、この点については分かりません。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2015年4月7日 (火) 07:54 (UTC)、一部修正:2015年4月7日 (火) 10:12 (UTC)、2015年4月7日 (火) 10:32 (UTC)[返信]

情報 第十七改正日本薬局方によれば
  • シコン: 「弱いにおい」
  • トウキ: 「特異なにおい」
  • ゴマ油: 「においはないか又は僅かに特異なにおい」
  • 豚脂: 「僅かに特異なにおい」
  • ミツロウ: 「敗油性でない特異なにおい」
  • サラシミツロウ: 「特異なにおい」
とのことです。紫雲膏の独特の臭いはミツロウとトウキが混ざったもの、ということになりそうです。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2016年11月8日 (火) 18:04 (UTC)[返信]
情報 あくまでも私個人の嗅覚による見解ですが、ゴマ油のにおいが強い製品もあるようです。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2016年11月9日 (水) 12:12 (UTC)[返信]

アトピー性皮膚炎対策としての紫雲膏[編集]

改稿のために出典を探していて気がついたのですが、インターネット上ではアトピー性皮膚炎対策としての紫雲膏についての情報が(肯定的なもの・否定的なものを含め)多いようです。使用量も多くなるので自作を試みたり、軽いやけどやしもやけなどでは使用期限内に使いきれないような500g単位で家庭向けに市販されていたり、ということになるようです。

当記事でもアトピー性皮膚炎について言及したほうが望ましいのかもしれませんが、私の手には負えません。そもそも医療用医薬品としては適応外のはずですし、一般用医薬品としては皮膚炎も適応に入っているものの、(軽いやけどやしもやけならともかく)アトピー性皮膚炎といった症状に患者が自己判断で薬を使用するのは漢方薬的な発想ではなさそうなので、有用な加筆は難しいのでは、とも思いますが。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2016年11月8日 (火) 18:04 (UTC)、一部修正:2016年11月9日 (水) 15:38 (UTC)[返信]