ノート:長崎県立総合体育館

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設計者は株式会社日本設計。日本設計九州支社が意匠設計を担当。設備設計・構造設計・コスト設計は日本設計の本社が担当した。 メインアリーナとサブアリーナを敷地の中心に置き、北側の住宅の並ぶ隣地に高さの低いスポーツ医科学棟を配置して、騒音公害や都市スケールの連続に配慮した設計となっている。 二つのアリーナは、寺社建築やイスラム寺院などを手本に、現代風にアレンジしている。メインアリーナは、照明を配置しメンテナンス通路にもなっている四つのキールアーチにより、空間を三分割する展示場としての使用にも考慮している。サブアリーナは、キールアーチと正方形の水平梁の間に45度方向に設置された半剛性吊梁により、三次元曲面の屋根が特徴的である。この半剛性吊梁は、有名な丹下健三氏設計の代々木オリンピック・プールと、構造システムを同じくしている。 全体を構成する直行軸と異なる、斜めに走る外部階段の外形を規定する斜めの軸は、長崎の爆心地を向いている。 メインアリーナの屋根の形より付いた、愛称の「アリーナかぶとがに」は、航空写真を掲載した新聞の愛称公募により、中学生の応募案が採用されたものである。長崎県にも生息する、永く種を保持するカブトガニの様に「元気に。」と云う願いが込められている。 --61.22.196.184 2010年3月13日 (土) 08:09 (UTC)江夏 晃[返信]