ハイジアパーク南陽

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ハイジアパーク南陽

ハイジアパーク南陽(ハイジアパークなんよう)は、山形県南陽市にあったリゾート施設

概要[編集]

1992年(平成4年)8月、置賜盆地を一望する丘陵地にオープンした[1]

7種類のお風呂があるハイジアの湯の他、展望レストラン、南陽座、研修室などがある。国道13号沿いをはじめ、至るところにハイジアパーク南陽の誘導看板が存在する。2021年3月31日に閉館、全営業を終了した。

閉館後、南陽市と山形県山形市出身のデザイナーである奥山清行が代表を務める会社と協定を結び、土地、建物、付属する設備や構築物、備品を1万1,000円で譲渡し、宿泊施設四季南陽としてリニューアルすることが発表された[2][3]。四季南陽については、2023年(令和5年)9月頃の営業開始を目指していたが、建築資材の高騰により文化施設については2023年秋頃、宿泊施設についてはそこから3年程度延期されることになった[4]。その後、2023年8月に改修中の建物からアスベストが検出され計画が頓挫した[4]

2024年(令和6年)5月、南陽市と事業会社は温泉リゾート開発の断念を発表した[4]

経歴[編集]

  • 1992年8月11日 - 南陽市の第三セクターとして設立された[1]
  • 2021年2月24日 ホームページより閉館を発表。[1]
  • 2021年3月31日 閉館とともに全営業を終了した。

所在地[編集]

  • 住所:山形県南陽市上野1855-10

営業時間[編集]

  • 10:00 - 21:30

アクセス[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 50年のあゆみ”. 南陽市. 2024年5月21日閲覧。
  2. ^ 旧ハイジアパーク南陽を民間譲渡、来年5月営業開始へ」『米沢日報デジタル』、2021年5月27日。2022年8月29日閲覧。
  3. ^ 温浴施設を再整備、新たなリゾート地に<山形・バブル夢のあと(下)」『河北新報』、2022年7月29日。2022年8月29日閲覧。
  4. ^ a b c 南陽市の温泉リゾート開発 断念発表”. 山形テレビ. 2024年5月21日閲覧。

外部リンク[編集]