ヘルシンキ地下鉄M300系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヘルシンキ地下鉄M300系電車
M300系電車
基本情報
製造所 CAF
主要諸元
編成 4両編成
軌間 1,522 mm
電気方式 DC 750V
(第三軌条方式)
最高運転速度 80 km/h
設計最高速度 90 km/h
自重 約 130 t
全長 88.22 m
全幅 3.2 m
全高 3.7 m
車体 アルミニウム合金
主電動機 Traktionssysteme Austria 製
全閉自己通風式
かご形三相誘導電動機
TMR 50-20-4[注釈 1]
主電動機出力 230 kW
駆動方式 WN駆動方式
CAF 製AHM-355-7.44-1
歯車比 134/18(7.44)
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 CAF 製
テンプレートを表示

ヘルシンキ地下鉄M300系電車(ヘルシンキちかてつM300けいでんしゃ)は、ヘルシンキ地下鉄電車

概要[編集]

2度目の路線延長の際に必要な車両数を満たすため、2015年から2016年までに20編成が製造された。

外観は赤塗装・ブラックフェイスとされ、車両の製造を行ったCAFのロゴマークが付けられている。

車内はセミクロスシートで、Wi-Fiが設置されている。ヘルシンキ地下鉄初の自動運転機能を備えており、回送時を除き無人運転を行っている。そのほか、様々な最新技術も盛り込まれた。

VVVF制御装置はCAF製、主電動機はTraktionssysteme Austria製の全閉自己通風式・かご形三相誘導電動機である。

編成は、3M1Tの4両編成を構成する。

参考文献[編集]

出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^
    定格回転数 2919 rpm
    最高回転数 4673 rpm
    質量 565 kg
    定格電圧 565 V
    定格電流 286 A
    定格周波数 98 Hz

関連項目[編集]