マジャロヴォ

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マジャロヴォの位置
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町章

マジャロヴォブルガリア語: Маджарово[mɐˈd͡ʒarovo])は、ブルガリアハスコヴォ州にある町。東ロドピ山脈の山あいの、アルダ川両岸に位置する。人口は590人(2009年12月)で、国内で最も人口の少ない町のひとつである[1]。同名のマジャロヴォ市(基礎自治体、オプシュティナ)の行政の中心地となっている。

ブルガリアで唯一のハゲタカ保護区があり、3つの種が棲息している。

町名は、ブルガリアの革命家ディミタル・マジャロフ(1882年 - 1949年)に由来する。かつてはドゥプニツァ、さらにさかのぼる1912年以前はヤタジク(トルコ語で「狭い寝床」の意味)という地名であった。

南極のアンバース島にあるマジャロヴォ岬は、この町の名前に由来する[2]

脚注[編集]