全日本大学バスケットボール新人戦 (プレ大会)

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全日本大学バスケットボール新人戦(ぜんにほんだいがくバスケットボールしんじんせん)は、2022年7月4日から9日まで6日間にわたって国立代々木競技場第二体育館などで行われた全日本大学バスケットボール新人戦[1]

概要[編集]

  • 今大会は新人インカレとしては初回となるが第一回とはせずに回数には含まれないプレ大会として開催。実質的には第二回となる翌年の大会から改めて第一回として開催。
  • 今大会では全国から予選[2]を勝ち抜いた男女各16校が4ブロックに分かれてリーグ戦(グループステージ)を開催。各ブロックを勝ち抜いた4校でトーナメント戦を行い優勝を争う。決勝のみならずトーナメント戦に敗れた2校による3位決定戦も行われる。
  • 新人戦と名のつく大会では各校の1・2年生のみに出場資格が与えられる事が通例であるが、今大会では例外的に1・2年生のみならず3年生にも出場資格が与えられている[1][3]

日程[編集]

  • 7月4日 - 女子グループステージ
  • 7月5日 - 男女グループステージ
  • 7月6日 - 男女グループステージ
  • 7月7日 - 男子グループステージ・女子準決勝
  • 7月8日 - 男子準決勝・女子3位決定戦
  • 7月9日 - 男子3位決定戦・男女決勝・閉会式

会場[編集]

出場校[編集]

男子[編集]

北海道・東北
関東
北信越・東海
関西
中国・四国
九州

女子[編集]

北海道・東北
関東
北信越
東海
関西
中国・四国
九州

試合結果[編集]

  • Y…代々木第二体育館
  • O…大田区総合体育館(A・B)
  • K…駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(A・B)
  • H…エスフォルタアリーナ八王子(A・B)

男子[編集]

グループステージ[編集]

グループステージ日程[編集]
日時 KA KB HA HB
5日11:00 広島大 65 - 73 京都産業大
5日11:30 松山大 77 - 109 日本体育大
5日13:00 大東文化大 61 - 49 日本経済大
5日13:30 近畿大 67 - 79 新潟医療福祉大
5日15:00 九州共立大 72 - 94 日本大
5日15:30 筑波大 113 - 64 東北大
5日17:00 名古屋学院大 92 - 66 星槎道都大
5日17:30 東海大札幌 54 - 107 中京大
6日10:00 広島大 66 - 103 大東文化大
6日10:30 松山大 67 - 108 近畿大
6日12:00 京都産業大 74 - 82 日本経済大
6日12:30 日本体育大 98 - 63 新潟医療福祉大
6日14:00 九州共立大 63 - 79 名古屋学院大
6日14:30 筑波大 103 - 65 東海大札幌
6日16:00 日本大 96 - 53 星槎道都大
6日16:30 東北大 32 - 108 中京大
7日11:00 広島大 79 - 109 日本経済大
7日11:30 九州共立大 72 - 73 星槎道都大
7日13:00 京都産業大 60 - 98 大東文化大
7日13:30 日本大 90 - 73 名古屋学院大
7日15:00 松山大 88 - 124 新潟医療福祉大
7日15:30 筑波大 68 - 73 中京大
7日17:00 日本体育大 88 - 60 近畿大
7日17:30 東北大 71 - 97 東海大札幌
グループステージ星取り表[編集]

Aブロック

順位 チーム 広島大 京都産業大 大東文化大 日本経済大 勝点
4 広島大 -
65-73

66-103

79-109
0 3 3
3 京都産業大
73-65
-
60-98

74-82
1 2 4
1 大東文化大
103-66

98-60
-
61-49
3 0 6
2 日本経済大
109-79

82-74

49-61
- 2 1 5

Bブロック

順位 チーム 九州共立大 日本大 名古屋学院大 星槎道都大 勝点
4 九州共立大 -
72-94

63-79

72-73
0 3 3
1 日本大
94-72
-
90-73

96-53
3 0 6
2 名古屋学院大
79-63

73-90
-
92-66
2 1 5
3 星槎道都大
73-72

53-96

66-92
- 1 2 4

Cブロック

順位 チーム 松山大 日本体育大 近畿大 新潟医療福祉大 勝点
4 松山大 -
77-109

67-108

88-124
0 3 3
1 日本体育大
109-77
-
88-60

98-63
3 0 6
3 近畿大
108-67

60-88
-
67-79
1 2 4
2 新潟医療福祉大
124-88

63-98

79-67
- 2 1 5

Dブロック

順位 チーム 筑波大 東北大 東海大札幌 中京大 勝点
2 筑波大 -
113-64

103-65

68-73
2 1 5
4 東北大
64-113
-
71-97

32-108
0 3 3
3 東海大札幌
65-103

97-71
-
54-107
1 2 4
1 中京大
73-68

108-32

107-54
- 3 0 6

トーナメント[編集]

準決勝

日時 Y
8日15:00 大東文化大 68 - 54 日本大
8日17:00 日本体育大 73 - 67 中京大

3位決定戦

日時 Y
9日13:00 日本大 71 - 78 中京大

決勝

日時 Y
9日17:00 大東文化大 70 - 54 日本体育大

女子[編集]

グループステージ[編集]

グループステージ日程[編集]
日時 OA OB
4日10:00 聖カタリナ大 52 - 77 北陸大
4日10:30 白鷗大 114 - 63 東北学院大
4日12:00 東海大九州 60 - 56 松蔭大
4日12:30 名古屋学院大 98 - 46 星槎道都大
4日14:00 東京医療保健大 132 - 73 北洋大
4日14:30 福岡大 62 - 68 大阪人間科学大
4日16:00 武庫川女子大 43 - 76 愛知学泉大
4日16:30 拓殖大 103 - 45 広島大
5日10:00 聖カタリナ大 59 - 70 東海大九州
5日10:30 白鷗大 92 - 61 名古屋学院大
5日12:00 北陸大 60 - 76 松蔭大
5日12:30 東北学院大 68 - 61 星槎道都大
5日14:00 東京医療保健大 80 - 68 武庫川女子大
5日14:30 福岡大 49 - 99 拓殖大
5日16:00 北洋大 53 - 114 愛知学泉大
5日16:30 大阪人間科学大 83 - 51 広島大
6日10:00 聖カタリナ大 63 - 87 松蔭大
6日10:30 東京医療保健大 78 - 59 愛知学泉大
6日12:00 北陸大 56 - 71 東海大九州
6日12:30 北洋大 61 - 102 武庫川女子大
6日14:00 白鷗大 131 - 46 星槎道都大
6日14:30 福岡大 70 - 58 広島大
6日16:00 東北学院大 46 - 89 名古屋学院大
6日16:30 大阪人間科学大 83 - 78 拓殖大
グループステージ星取り表[編集]

Aブロック

順位 チーム 聖カタリナ大 北陸大 東海大九州 松蔭大 勝点
4 聖カタリナ大 -
52-77

59-70

63-87
0 3 3
3 北陸大
77-52
-
56-71

60-76
1 2 4
1 東海大九州
70-59

71-56
-
60-56
3 0 6
2 松蔭大
87-63

76-60

56-60
- 2 1 5

Bブロック

順位 チーム 東京医療保健大 北洋大 武庫川女子大 愛知学泉大 勝点
1 東京医療保健大 -
132-73

80-68

78-59
3 0 6
4 北洋大
73-132
-
61-102

53-114
0 3 3
3 武庫川女子大
68-80

102-61
-
43-76
1 2 4
2 愛知学泉大
59-78

114-53

76-43
- 2 1 5

Cブロック

順位 チーム 白鷗大 東北学院大 名古屋学院大 星槎道都大 勝点
1 白鷗大 -
114-63

92-61

131-46
3 0 6
3 東北学院大
63-114
-
46-89

68-61
1 2 4
2 名古屋学院大
61-92

89-46
-
98-46
2 1 5
4 星槎道都大
46-131

61-68

46-98
- 0 3 3

Dブロック

順位 チーム 福岡大 大阪人間科学大 拓殖大 広島大 勝点
3 福岡大 -
62-68

49-99

70-58
1 2 4
1 大阪人間科学大
68-62
-
83-78

83-51
3 0 6
2 拓殖大
99-49

78-83
-
103-45
2 1 5
4 広島大
58-70

51-83

45-103
- 0 3 3

トーナメント[編集]

準決勝

日時 Y
7日13:00 東海大九州 49 - 100 東京医療保健大
7日15:00 白鷗大 83 - 56 大阪人間科学大

3位決定戦

日時 Y
8日13:00 東海大九州 76 - 77 大阪人間科学大

決勝

日時 Y
9日15:00 東京医療保健大 72 - 91 白鷗大

順位[編集]

順位 男子 女子
大学名 備考 大学名 備考
優勝 大東文化大学 初優勝 白鷗大学 初優勝
準優勝 日本体育大学 東京医療保健大学
3位 中京大学 大阪人間科学大学
4位 日本大学 東海大学九州

表彰[編集]

タイトル 男子 女子
選手名 所属 備考 選手名 所属 備考
得点王 中野友都
コンゴロー・デイビッド
中京大№13、2年
日本大№12、2年
47点 森口朱音 東海大九州№1、3年 66点
3P王 品田真吾 大東文化大№47、2年 10本 森口朱音 東海大九州№1、3年 15本
リバウンド王 ムトンボ・ジャンピエール 日本体育大№35、2年 OFF10REB
DEF30REB
合計40REB
オコンクウォ・スーザン・アマカ 白鷗大№20、2年 OFF12REB
DEF23REB
合計35REB
アシスト王 高橋快成 中京大№5、1年 8本 古木梨子 東京医療保健大№1、3年 18本
優秀選手 富山仁貴 大東文化大№21、2年 樋口鈴乃 白鷗大№5、3年
優秀選手 石川響太郎 日本体育大№41、1年 イベ・エスター・チカンソ 東京医療保健大№3、2年
優秀選手 高橋快成 中京大№5、1年 福田希望 大阪人間科学大№9、3年
MIP 月岡煕 日本体育大№21、1年 森口朱音 東海大九州№1、3年
敢闘賞 ムトンボ・ジャンピエール 日本体育大№35、2年 岡本美優 東京医療保健大№77、3年
MVP 山内ジャヘル琉人 大東文化大№25、2年 オコンクウォ・スーザン・アマカ 白鷗大№20、2年

脚注[編集]

  1. ^ a b 一般財団法人全日本大学バスケットボール連盟オフィシャルサイト”. JUBF (2022年6月20日). 2023年6月30日閲覧。
  2. ^ 地区によっては独自の予選を行わずに前年度の新人戦優勝校を代表とした地区もあった
  3. ^ 翌年の大会では従来の新人戦同様に1・2年生のみ出場できる大会となっており3年生は出場できなくなっている

関連項目[編集]

外部リンク[編集]