八風山トンネル

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八風山トンネル
概要
位置 群馬県の旗 群馬県長野県の旗 長野県
座標 北緯36度16分27秒 東経138度36分13秒 / 北緯36.274120度 東経138.603494度 / 36.274120; 138.603494
現況 供用中
所属路線名 E18 上信越自動車道
起点 群馬県甘楽郡下仁田町
終点 長野県佐久市
運用
所有 東日本高速道路株式会社
通行対象 自動車
技術情報
全長 (上り線)3,998 m
(下り線)4,471 m
道路車線数 (上り線)2車線
(下り線)2車線
設計速度 80 km/h
最高部 932 m
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八風山トンネル(はっぷうさんトンネル)は、群馬県甘楽郡下仁田町長野県佐久市上信越自動車道碓氷軽井沢IC - 佐久平PA間にあるトンネル

トンネル長[編集]

  • 上り線(藤岡方面) 3,998 m
  • 下り線(長野・上越方面) 4,471 m

概要[編集]

八風山に掘ったトンネルで全長約4 kmあり、途中で群馬県と長野県の県境がある。上信越自動車道松井田妙義IC - 佐久平PA間は上り線は10本のトンネル・下り線は9本のトンネルが連続しており、八風山トンネルはその中で最も長いトンネルである。

1993年(平成5年)3月27日藤岡IC - 佐久IC間の完成に伴い、現在の上り線トンネルが暫定2車線で供用を開始した。その後、2003年(平成15年)12月20日の碓氷軽井沢IC - 佐久IC間の4車線化に伴い、下り線トンネルが本格的に供用を開始した。

暫定2車線だった時代は休日を中心に渋滞が頻発していたが、4車線後はこのトンネルを先頭とした渋滞が大幅に減少した。

笹子トンネル天井崩落事故を受けて、2012年(平成24年)12月3日に下り線天井部分の緊急点検が行われた[1]

当トンネル内に上信越道の最高地点があり、標高は932 mである。なお、これはNEXCO東日本管内においても最高地点である[2]

[編集]

E18 上信越自動車道
(6)碓氷軽井沢IC - 八風山TN - (6-1)佐久平PA/SIC - (7)佐久IC

脚注[編集]

  1. ^ NEXCO東日本におけるトンネル天井板の緊急点検について - 2012年12月3日、東日本高速道路株式会社プレスリリース。
  2. ^ 高速道路トリビア”. E-NEXCO. 2016年1月20日閲覧。

関連項目[編集]