斎院中将

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斎院中将(さいいんのちゅうじょう、生没年不詳)は、平安時代の歌人。大斎院中将とも。

略歴[編集]

斎院司長官源為理の娘で、母は播磨と呼ばれる女房で和泉式部の妹とされる。選子内親王に仕えた[1]

藤原惟規の恋人であり、十訓抄今昔物語集では惟規が斎院中将のもとに夜な夜な通い、ある夜それを警護の者に見とがめられた説話が残っている[2]後拾遺和歌集などに歌が残されている。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 20世紀日本人名事典. “斎院中将とは”. コトバンク. 2023年9月22日閲覧。
  2. ^ 藤原惟規”. 2023年9月22日閲覧。

外部リンク[編集]