李尹桑

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李 尹桑(り いんそう、1880年 - 1945年)は、中国清朝末期から近代に活躍した篆刻家書家画家である。

もとの名は燊。は茗苛・榠柯、は壺甫・鉨斎・秦斎。蘇州府呉県に生まれ広州に移住。

黄士陵の門弟。古鉨を基本として活き活きとした作風だった。また花卉画を得意とし、篆書隷書に優れた。晩年は生活に窮した。

著書[編集]

  • 『大同石仏龕印存』

出典[編集]

  • 銭君匋・葉潞淵『篆刻の歴史と鑑賞』高畑常信訳 秋山書店<秋山叢書>、昭和57年。