李歴

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李 歴(り れき、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の政治家。

事跡[編集]

姓名 李歴
時代 後漢時代
生没年 〔不詳〕
字・別号 〔不詳〕
出身地 〔不詳〕
職官 冀州治中
爵位・号等 -
陣営・所属等 韓馥
家族・一族 〔不詳〕

冀州牧韓馥配下の治中従事。初平2年(191年)、韓馥が袁紹の冀州入りを打診されると、李歴は長史の耿武、別駕の閔純、騎都尉の沮授と共にそれを拒否するよう諌めたが、韓馥は聞かず、袁紹を迎え入れてしまう。その後、李歴は史書に登場しないが、少なくとも耿武、閔純と行動を共にしたとは書かれておらず、沮授のように袁紹に仕官した記録も無い。

なお、李歴は小説『三国志演義』に登場しない。

参考文献[編集]