武富士サイパンゴルフトーナメント

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武富士サイパンゴルフトーナメントは、1983年に行われたゴルフトーナメントの一つである。

武富士主催、日本プロゴルフ協会(JPGA)・マリアナ政府後援、コンチネンタル航空マツダオート東京デサントハイアットホテル・松本徴章・マルマンゴルフコカ・コーラエスビー食品・南十字星クラブ協賛[1]

概要[編集]

消費者金融業界初のビッグスポーツイベントであり、JPGA後援では初の海外で開催されるトーナメントとして注目された[1]

賞金総額3000万円、優勝600万円の男子プロツアー開幕戦[2]として、1983年3月12日13日サイパン島のマリアナカントリークラブで、日本のトッププロ約80名によって行われた[1]

初日は内田繁が3アンダー68で首位に立ち[2]、最終日も内田が一時2位に2打差を付けたが17番でボギー[3]。この日のベストスコア68を出した青木基正が通算4アンダー、138で並んでサドンデス・プレーオフとなったが、プレーオフ2ホール目で青木が約10mのロングパット[4]を沈めて優勝[3]。表彰式ではミス北マリアナとミスサイパンから祝福のキスを受けた[5]

大会翌日の14日には毎日新聞朝刊18面に大会会長である武井保雄武富士会長の挨拶入りの広告が掲載され[1]20日にはテレビ東京で録画中継として放映された[6]

主な優勝者[編集]

  • 1983年 - 青木基正

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 毎日新聞縮刷版p466 昭和58年3月14日朝刊18面広告
  2. ^ a b 毎日新聞縮刷版p442 昭和58年3月13日朝刊18面「内田繁、首位に立つ サイパン・ゴルフ第1日
  3. ^ a b 毎日新聞縮刷版p466 昭和58年3月14日朝刊18面「プレーオフで青木基が優勝 サイパン・ゴルフ
  4. ^ 1983年03月13日 青木基正が優勝 サイパンゴルフ最終日
  5. ^ 1983年03月13日 祝福される青木基正 サイパンゴルフ最終日
  6. ^ 毎日新聞縮刷版p692 昭和58年3月20日朝刊24面番組表