燔祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

燔祭(はんさい、英語: Holocaustヘブライ語: קורבן עולה‎)とは、ユダヤ教キリスト教において生贄動物やぎはとに限る)を祭壇で焼いてに捧げる儀式のことである。ヘブライ語では「オラー」と呼ばれる。『レビ記』においてモーセが定めたこの供犠は、後にヨーロッパに輸入され、ギリシャ語経由でホロコーストと訳されることとなった[1][2]

脚注[編集]

  1. ^ 長田陽一「燔祭/ホロコーストと応答可能性」『京都光華女子大学研究紀要』第48巻、京都光華女子大学、2010年12月、57-88頁、ISSN 1346-5988CRID 1050564287605871616 
  2. ^ 日本国語大辞典, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,大辞林 第三版,日本大百科全書(ニッポニカ),精選版. “燔祭(はんさい)とは”. コトバンク. 2020年8月24日閲覧。

関連項目[編集]

他文化の火を使った奉納儀式