霍 (春秋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国姓 姫姓
国都 霍(山西省臨汾市霍州市
分封者 周の武王
始祖 霍叔処
滅亡原因 により滅亡
史書の記載春秋左氏伝』(始見は閔公元年)
周朝諸侯国一覧
テンプレートを表示

(かく)は、西周春秋時代に存在した諸侯国。国君は姫姓。現在の山西省臨汾市霍州市に位置する。

周の武王の時期に、弟の姫処が霍に封じられた(霍叔処)。これが霍の建国である。三監の乱後、霍叔処は平民となった。しかし、霍は存続し、霍叔処の子が継位した。

紀元前661年によって滅亡した。晋の献公は霍の太山神を畏れていたため、霍公求に霍を再建国させた。紀元前622年、霍は晋によって完全に滅亡した。

歴代君主[編集]

脚注[編集]