音楽夢語り

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音楽夢語り(おんがくゆめがたり)は、新潟放送ラジオ)で2004年から2009年3月まで土曜に放送されていたリクエスト番組

概要[編集]

「ちょっとレトロな音楽」と「季節の移ろいを綴るエッセイ」を送る番組。

番組内で演奏する楽曲はジャズ、ラテン、シャンソン、映画音楽、クラシックなど多岐にわたり、リスナーからのリクエストも受け付けていた。ただし歌謡曲やポップス、ロックなどは番組の演出上そぐわないことなどから、演奏しなかった。

楽曲の間に語られるエッセイ「四季の手帳」では、主に新潟県内の風土や季節の話題をモチーフにしたストーリーが語られた。このエッセイは和泉沢たけしの作・構成によるものであった。

パーソナリティは立木 顕(たつき けん)。これはかつてBSNのアナウンサーで、現在は同社常務取締役並びに子会社「ホテルイタリア軒」の代表取締役社長を務める金親顕男のマイクネームで、苗字の「親」の部首を分解して「立木」、名から「顕」を採ったものである。

エピソード[編集]

  • この番組のホームページ(アドレスは下記の「外部リンク」を参照のこと)には、毎回放送される音楽の曲目、演奏者、及び使用レコード及びCDの会社及び番号までが記されている。
  • 同局で平日午前に放送されている『近藤丈靖の独占!ごきげんアワー』内のコーナー「音楽さまがわり」は、この番組へのオマージュ(パロディ?)である。立木は同コーナーでパーソナリティを務める丈立青に対し「名前の付け方までそっくりですが、お互い頑張りましょう」とエールを送っていた。
  • 2009年3月に行われた最終回の収録には「ごきげんアワー」のパーソナリティである和田朋子山田かおりと丈立青が立ち会い、立木とディレクターの鈴木善典(愛称:セニョール鈴木)に花束を贈呈した。二人はかつてテレビ『土曜はヨイショ!』でもコンビを組んだ旧知の仲。鈴木は「同世代の男が3人集まって、楽しく番組を作らせてもらった」と思い出を語った。また立木は「さまがわり」について「なかなか良い曲をかけてるなぁ、と感心している。でも話はあんまり聞いてないけどね」と、丈を軽くいなした。なお「さまがわり」は、「夢語り」終了後も継続している。

放送時間[編集]

  • 2004年4月 - 2009年3月28日
  • 土曜日 22:00 - 23:00 (JST)

パーソナリティ[編集]

スタッフ[編集]

プロデューサー・ディレクター・エンジニア
  • 鈴木善典(BSNラジオ局編成制作部)
構成・エッセイ
  • 和泉沢たけし

テーマ曲[編集]

オープニング
エンディング

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脚注[編集]

  1. ^ 彼はこの曲を1959年(プレイ・バッハ第2集、仏ソフラソン原盤、英デッカ=ロンドンを通じて発売、ステレオ録音)と1984年12月(デジタル録音、英スタート原盤、日本ではキングレコードから発売)の2回分のスタジオ録音が発売されており、この番組に使われたのは後者で、使用CDの番号は、K32Y-6030(キングレコード(パドル・ホイール・レーベル))である。
  2. ^ 使用CDの番号は、VICS-23165(ビクターエンタテインメントより発売)である。

外部リンク[編集]