Kauli

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Kauli株式会社
Kauli, Inc.
種類 株式会社
略称 カウリ
本社所在地 日本の旗 日本
150-0045
東京都渋谷区神泉町8-16
渋谷ファーストプレイス8階
設立 2009年(平成21年)2月25日
業種 情報・通信業
法人番号 4011001059789 ウィキデータを編集
事業内容 インターネット広告配信
代表者 高田勝裕代表取締役社長
資本金 7276万5000円(2012年6月7日現在)
決算期 1月31日
主要株主 株式会社VOYAGE GROUP
2015年4月23日現在)
外部リンク http://kau.li/
テンプレートを表示

Kauli株式会社: Kauli, Inc.)は、かつて存在した日本IT関連企業。

データマイニングに強みを持つ[1]リアルタイムビッディング広告(RTB)を提供する広告配信テクノロジーベンチャー。代表取締役は高田勝裕博士理学)が務めた。配信規模は月間150億インプレッション以上[2]で、国内事業者における広告配信数では日本国内第2位の規模であった[3]。当初はアドネットワークを提供していたが、2011年1月フリークアウトとRTB広告取引を国内で初めて開始した後から専業SSPとして営業を開始、セルフサーブ型SSPとして国内最大規模まで成長した[4]2012年2月8日株式会社NTTドコモの広告事業会社である株式会社D2Cが同社株式を取得しスマートフォン広告分野に進出[5]したのち、2015年4月22日株式会社VOYAGE GROUPが17億4100万円で同社発行済株式全株を買い取り買収した[6]2015年12月31日株式会社VOYAGE GROUPの子会社である株式会社fluctに吸収合併された[7]

沿革[編集]

商品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ VOYAGE GROUP、Kauli株式会社を子会社化し、SSP事業の成長を促進 (” (2015年4月22日). 2015年4月23日閲覧。
  2. ^ VOYAGE GROUPが専業SSP「Kauli」を14.8億円で子会社化 (” (2015年4月22日). 2015年4月23日閲覧。
  3. ^ アドテクノロジーのスタートアップKauliが増資。D2Cとの資本業務提携でスマートフォンのSSP事業も” (2012年2月8日). 2012年6月21日閲覧。
  4. ^ インターネット広告流通自動化とアドテクノロジー業界の動向分析調査” (2012年8月31日). 2016年1月31日閲覧。
  5. ^ ディーツーコミュニケーションズとの資本業務提携契約締結およびDFJ-JAICを引受先とする第三者割当増資の実施について” (2012年2月8日). 2012年6月21日閲覧。
  6. ^ Kauli株式会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ (” (2015年4月22日). 2015年4月23日閲覧。
  7. ^ 当社連結子会社間の吸収合併に関するお知らせ” (2015年11月12日). 2016年1月20日閲覧。
  8. ^ Kauli、国内初のRTB(リアルタイムビッディング)に対応した広告配信を開始” (2011年1月13日). 2013年9月17日閲覧。
  9. ^ アドネットワーク「Kauli」始動--「今探している情報」に最適化した広告を配信” (2009年9月9日). 2013年9月17日閲覧。
  10. ^ 「サノウラボ byGMO」広告主向け・媒体社向けの新広告プラットフォームを提供開始〜ディスプレイ広告(*1)領域で媒体社の収益最大化、広告主のROI最大化を支援〜” (2011年8月8日). 2012年6月21日閲覧。

外部リンク[編集]