はまなみそ

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はまなみそ福井県嶺北地域の冬期(10月から翌年2月)の郷土料理[1][2]

大豆を蒸し煮にしたものに炒ったひき割り小麦や裸麦麹菌米麹を加えて発酵、熟成させもろみにし、揚げナスシソの実、白ゴマなどを加えて調理した味噌である[2]

静岡県浜松地方で作られる浜納豆が原型とされる[1][2]。浜納豆は徳川家康が戦時食として開発した[2]とされたり、徳川家康の好みであった[1]といわれるが、徳川家康の次男・結城秀康北ノ庄藩(福井藩)初代藩主になった際に、浜松の食文化を越前に持ち込み、福井の風土に合った越冬食へ変化したものと言われている[1][2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d はまなみそ 福井県”. うちの郷土料理. 農林水産省. 2024年4月13日閲覧。
  2. ^ a b c d e 大野ならではの食材を使ったメニューをご紹介~はまなみそ~”. 大野市 (2021年5月7日). 2024年4月13日閲覧。