イルン駅

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イルン駅
駅舎(2014年撮影)
Irun
(2.2 km) フランスの旗アンダイエ
地図
所在地 スペインの旗バスク州ギプスコア県イルン
北緯43度20分21秒 西経1度48分1秒 / 北緯43.33917度 西経1.80028度 / 43.33917; -1.80028座標: 北緯43度20分21秒 西経1度48分1秒 / 北緯43.33917度 西経1.80028度 / 43.33917; -1.80028
所属事業者 Adif(駅施設)
Renfe(列車)
所属路線 100号線スペイン語版
SNCFボルドー-イルン線英語版
キロ程 639.4[1] km(チャマルティン起点)
電報略号 11600
駅構造 地上駅
ホーム ?面?線
開業年月日 1863年
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イルン駅バスク語: Irungo geltokia, スペイン語: Estación de Irún)はスペインバスク州ギプスコア県イルンに位置する鉄道駅

概要[編集]

レンフェ(RENFE)100号線スペイン語版のP.K. 639.4、SNCFボルドー-イルン線英語版の235.063kmにある。スペインとフランスの国境となっているビダソア川フランス側にあるアンダイエ駅と連携して国境駅として機能する。フランス側からの標準軌間(1,435mm)の線路はこの駅で終わり、スペイン側からのイベリア軌間(1,668mm)の線路はアンダイエ駅で終わる。この駅とアンダイエ駅の間は標準軌間とイベリア軌間の両方が使われている。フランス側の電化方式は架空線直流1500V、スペイン側は架空線直流3000Vで、この駅が境界になっている。

歴史[編集]

1863年北スペイン鉄道英語版(ノルテ)がマドリードフランス国境を結ぶことを目的として、100号線スペイン語版サン・セバスティアンバスク語版-イルン間開通とともに駅が開業[2]。翌年の1864年8月ビダソア川に架かる鉄道橋が完成し、フランスに直通することが可能となった。旧駅施設は国内線用と国際線用の2つの駅舎が別々にあったが、1881年に現在の駅施設に置き換えられた[2]

1941年スペインの鉄道の国有化に伴いノルテは消滅し、レンフェの管轄となった。2004年末に駅施設・線路の管理はアディフに移管された。

駅構造[編集]

プラットホーム

利用状況[編集]

2018年の年間利用者数は759,358人いた。[3]

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

レンフェ
アルビア
サン・セバスティアン駅バスク語版 - イルン駅 - フランスの旗アンダイエ駅
インターシティ、メディア・ディスタンシア
レゾ=レンテリア駅バスク語版 - イルン駅
セルカニアス・サン・セバスチャン英語版スペイン語版バスク語版
C-1線スペイン語版
ベンタス・デ・イルン駅バスク語版 - イルン駅

脚注[編集]

  1. ^ Bríncola-Oñate (Est.) Euroferroviarios
  2. ^ a b Maqueta Irún-Hendaya”. 2013年12月4日閲覧。
  3. ^ Adif - Información de estaciones - Irun”. ADIF. 2019年9月3日閲覧。

参考文献[編集]

関連項目[編集]