エワ・ピアットコフスカ

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エワ・ピアットコフスカ
基本情報
通称 Tigress
階級 スーパーウェルター級
身長 175cm
リーチ 179cm
国籍 ポーランドの旗 ポーランド
誕生日 (1984-09-16) 1984年9月16日(39歳)
出身地 ラドム
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 17
勝ち 16
KO勝ち 4
敗け 1
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エワ・ピアットコフスカEwa Piatkowska1984年9月16日 - )は、ポーランド総合格闘家、元プロボクサーラドム出身。元WBC女子世界スーパーウェルター級王者。

来歴[編集]

学生時代はバスケットボールに取り組み、ポロニャ・ワルシャワでプレー。高校卒業後はアメリカに留学しバスケ引退。

22歳でボクシングを始め、アマチュアで2007年シレジア選手権優勝と2008年ポーランド選手権準優勝[1]。2008年世界選手権では準々決勝進出もロシアの選手に敗れる[2]

その時点ではプロ転向の意思はなく、ラグビーに一度転向し、2012年にはポーランド代表に選出されるが、結局プロボクサーに再度転向。

2013年2月16日、Maja Jahicを1回TKOで降しプロデビューを飾る。

2015年4月10日、デビュー6連勝でJane KavulaniとのWBC女子スーパーライト級シルバー王座決定戦を3-0判定で制しプロ初タイトル獲得。

2015年9月26日、エワ・ブロドニッカとノンタイトルで対戦するが、1-2判定でプロ初黒星。

2015年11月27日、Marie Riedererとのヨーロッパ女子ウェルター級王座決定戦を3-0判定で制しヨーロッパ王座獲得。

2016年5月7日、Karina Kopinskaに3-0判定で勝利。

2016年9月17日、Aleksandra Magdziak LopesとのWBC女子世界スーパーウェルター級王座決定戦に臨み、3-0判定で初の世界王座獲得。

2018年5月17日、マリア・リンドバーグを2-0判定で降しWBC王座初防衛成功。

2018年11月17日、オリネラ・ドミニ英語版を3-0判定で降し2度目の防衛に成功。

しかし、肩を負傷したため欠場に入り、2019年7月19日にKamilla Bokaとのノンタイトルを勝利したが、10月にWBC王座を剥奪されていたことを認めた[3]

2020年6月12日、Karina Kopinskaに3-0判定勝利、

2020年12月5日、Róża Gumiennaに2-0判定勝利。

2021年5月14日、Kenya Judy Waguthiiに3-0判定勝利、

2022年11月26日、Anna Andrzejewska戦でMMAデビューを判定勝利[4]

戦績[編集]

  • プロボクシング:17戦 16勝 4KO 1敗
  • 総合格闘技:1戦 1勝

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ FIGHTIME.PL – Ewa Piątkowska” (ポーランド語). fightime.pl. 2018年11月11日閲覧。
  2. ^ World Womens Champs 2008”. www.amateur-boxing.strefa.pl. 2018年11月11日閲覧。
  3. ^ Piątkowska potwierdziła utratę pasa WBC ringpolska 2019年10月3日
  4. ^ Telewizja Polska S.A (2023年7月1日). “Piątkowska pokonała... 145-kilogramowego mężczyznę!” (ポーランド語). sport.tvp.pl. 2023年7月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
ミカエラ・ローレン
第7代WBC女子世界スーパーウェルター級王者

2016年9月17日 - 2019年 (剥奪)

空位
次タイトル獲得者
クラレッサ・シールズ