クロイロコウガイビル

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クロイロコウガイビル
分類
: 動物界 Animalia
: 扁形動物門 Platyhelminthes
: 有棒状体綱 Rhabditophora
: 三岐腸目 Tricladida
亜目 : 結合三岐腸亜目 Continenticola
上科 : チジョウセイウズムシ上科 Geoplanoidea
: リクウズムシ科 Geoplanidae
亜科 : コウガイビル亜科 Bipaliinae
クロイロコウガイビル

クロイロコウガイビル(Bipalium fuscatum)は、コウガイビルの一種。

解説[編集]

1870年ウィリアム・スティンプソンにより記載された。この個体日本中部で見つかった個体で、この標本1871 年で失っており、見つかっていない。

特徴は黒い光沢の胴体で小型である。日本中国などの東アジア南アジアなどに分布する。

クロイロコウガイビルの概要[編集]

扁形動物渦虫網三岐腸目であり、コウガイビル科の総称。

日本をすく(コウガイ)に似て頭部はイチョウの葉形に広がる。

体型は細長く体長1m前後に達する種もいる。地表面の湿った場所を好みカタツムリミミズを主な餌にする。

陸産のプラナリアであって、ヒルと呼ぶが吸血性ヒルとは別群である。

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