ジャスト・ルーム・イナフ島
ジャスト・ルーム・イナフ島（英: Just Room Enough Island、別名：ハブ島、英: Hub Island[1]）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある、世界最小とされる有人島である[2]。サウザンド諸島に属し、面積はおよそ3,300平方フィート (310 m2)である。居住者のサイズランド（Sizeland）家により住居、木、植え込み及び小さな砂浜が据え付けられている[3]。
歴史[編集]
1950年代に、休暇を過ごすための保養地を求めていたサイズランド家が購入し、住居を建設して開島した[3]。ワシントンポスト紙はこの島の小ささを「一歩間違えれば水中を泳がないといけないはめになる」と形容している[4]。
サウザンド諸島に属する島として認められるには、「家の面積が30.48平方センチメートル以上あること、家は島の上にあること、少なくとも1本の木があること」が条件であり、3つめの条件を満たす為に、サイズランド家が植林を行った[2]。その後、サイズランド家により、新たにジャスト・ルーム・イナフ・アイランド（Just Room Enough Island）と名づけられた[2]。
地理[編集]
セントローレンス川のハート島とインペリアル島（Imperial Isle）の間に位置し、カナダ＝アメリカ合衆国国境とも近い。行政上はニューヨーク州 ジェファーソン郡アレクサンドリアに属している。
脚注[編集]
- ^ Alexandria Bay (176006) Relation: Alexandria Bay (176006) Alexandria Bay, New York - オープンストリートマップ
- ^ a b c “島には家が1軒だけ。世界最小の居住島「ハブ島」（アメリカ）”. (2020年1月2日) 2021年2月19日閲覧。
- ^ a b R.J. Wilson (2017年9月1日). “Just Room Enough Island: A Tiny Island With A Tree, A House, And Not Much Else”
- ^ “Stories, stories everywhere”. The Washington Post. (2010年9月5日)
関連項目[編集]
- 蕨小島 - 日本最小の有人島
外部リンク[編集]
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