タイ・テイバー

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タイ・テイバー
Ty Tabor
タイ・テイバー(2009年)
基本情報
生誕 (1961-09-17) 1961年9月17日(62歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミシシッピ州ジャクソン
ジャンル ハードロック
ほか
職業 ギタリスト
担当楽器 ボーカル、ギター
活動期間 1980年 - 現在
共同作業者 キングスX
プラティパス
ザ・ジェリー・ジャム
ジャグヘッド
ほか
公式サイト www.tytabor.com

タイ・テイバー (Ty Tabor1961年9月17日 - )は、アメリカ合衆国ハードロック・バンド、キングスXのギタリスト、ソングライター。同国ミシシッピ州ジャクソン出身。

ほか、ソロ活動に加え、プラティパスザ・ジェリー・ジャム、ジャグヘッドなどのサイド・プロジェクトにも参加している[1]

キングスX(2009年・ミラノ公演)

スタイル[編集]

重厚なギターリフからメロディアスなフレーズまで、幅広いギタースタイルを備えている。ビートルズミック・ロンソンエース・フレーリージミ・ヘンドリックス、フィル・キーギーやアリス・クーパー・バンド等の影響を受けている。

使用機材[編集]

ギター
使用エレクトリック・ギターについて、キングスXに於ける初期の頃は、フェンダー・ストラトキャスターの派生モデル、"エリート・ストラトキャスター"(1983年製)を使用していた。それはアクティブ・ピックアップを備えた、1980年代初期にのみ生産されたタイプであった。その後YAMAHA社やGuilford社、Zion社らと契約し、自身のモデル"RGX-TT"タイプや、"AESシリーズ"などを愛用していた。
アンプ
これまで使用したアンプ機材については語る事が少なかったが、ギター・プレイヤー誌の1996年5月号で、ギブソン・ラブ・シリーズの「L5ソリッドステート・アンプ」を、初期4枚のアルバム・レコーディングで使用したと明かしている。ほか、ランドール製やマーシャル製など様々なタイプを使用。

ディスコグラフィ[編集]

ソロ・アルバム[編集]

  • Naomi's Solar Pumpkin (1997年)
  • 『ムーン・フラワー・レーン』 - Moonflower Lane (1998年)[2]
  • Safety (2002年)
  • Rock Garden (2006年)
  • Balance (2008年)
  • Something's Coming (2010年)
  • Trip Magnet (2010年) ※EP
  • Nobody Wins When Nobody Plays (2013年)
  • Alien Beans (2018年)

キングスX[編集]

サイド・プロジェクト[編集]

プラティパス
  • 『ホエン・パス・カムズ・トゥ・シャヴ』 - When Pus Comes to Shove (1998年)
  • Ice Cycles (2000年)
ザ・ジェリー・ジャム
  • The Jelly Jam (2002年)
  • The Jelly Jam 2 (2004年)
  • Shall We Descend (2011年)
  • Profit (2016年)
ジャグヘッド
  • Jughead (2002年)
Xenuphobe
  • 1.0 (2006年)
  • 2.0 (2007年)
  • Drone (2015年)
The Jibbs
  • "Burns In The Rain" (2008年) ※シングル

脚注[編集]

  1. ^ ドリーム・シアターのジョン・マイアングやキングスXのタイ・テイバーらによるザ・ジェリー・ジャム、新アルバムを5月発売 - amass
  2. ^ McGovern, Brian Vincent (1998-11). “TY TABOR Moonflower Lane”. HM Magazine (74). ISSN 1066-6923. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]