ノート:クロハツ

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有毒なのはニセクロハツで、クロハツは可食では?Kls 2005年8月2日 (火) 10:50 (UTC)[返信]

クロハツも危ないそうです。ヨーロッパはキノコを生で食べる習慣があるので、生だと毒だと分かっています。火を通せば大丈夫だと思いますが、自己責任でお願いします。「毒成分が含まれている可能性あり」と『日本の毒きのこ』に載っていますので。--218.228.21.68 2005年8月11日 (木) 05:51 (UTC)[返信]

でも、田舎では食用にされているようですよ。つい先日もクロハツを食べようとして、ニセクロハツを誤食した事件があったそうで。でも生で中毒するのは事実です。ってか私にはここまで危険を冒してキノコを食べようとする気持ちが分からん。

毒性の有無に関して[編集]

「生で食べると中毒症状を引き起こし、死亡例も確認されている。かつては食用菌として親しまれていたが、近年加熱しても消えない毒性分があることが判明したために分類が毒キノコに切り替えられた。」とありますが、どなたか出典を追加して頂けないでしょうか。Google、pubmed、J-GLOBALでは論文や研究報告を見つけられませんでした。また他言語版のWikipediaでは欧州方面を含め食用としている記事が多いです。

  • 英:食用。成長すると辛味が出る。
  • 伊:食用。但し食用不適又は有毒とする意見もある。
  • 独:食用だが幼菌を推奨する。
  • 蘭:幼菌を食用とするがあまり美味ではない。
  • 露:食用。
  • 中:食用。食後しばらく辛味が残るので美味ではない。
  • (アラビア語、ポルトガル語、スウェーデン語には食毒に関する記載なし)

本記事作成の2005年時点で既に「有毒で生で食べると中毒する。死亡例もある。」とされており、web検索で見つかる非学術的な文献は殆どがwikipedia当記事をソースにしているようです。暫く様子見しますが、出典が追加されない場合は文言を変更(伊語版の表現程度に)したいと考えています。 --Prosopagnosias会話2018年9月18日 (火) 11:38 (UTC)[返信]

その後の調べでも中毒例の詳細は見つけられませんでした。2002年時点におけるキノコを専門とする研究者の文献調査[1]によれば、クロハツについては12文献が食用、2文献が毒の疑い有り、1文献が毒と記載していたようです。

また、タイにおいてはクロハツ(Russula nigricans)は食品として市場に流通しているらしく(en:Russula#Edibility)、その点からも致死性の毒が含まれているという説には強く疑いが残ります。「毒成分が加熱で失われると考えられていた。近年加熱しても消えないと判明した」という話も、少なくともタイでは前半後半ともに一般的な認識にはないように思われます。2017年時点でタイ国立遺伝子生命工学研究センターの行ったクロハツの成分分析が短報でありましたが、そのintroductionにはそうした共通認識があれば当然書かれるべき毒の疑いのある成分や加熱に関する言及はありませんでした[2]

なお本記事の変更履歴を調べたところ、「かつては食用菌として親しまれていたが、近年加熱しても消えない毒性分があることが判明したために分類が毒キノコに切り替えられた。」のくだりは出典無しの独自研究的な記述を繰り返したブロック済みユーザーやソックパペットで荒らしを繰り返したユーザーが投稿したものであることが判ったため、出典が追加される見込み無しと判断し、様子見はやめ記事を編集しました。 --Prosopagnosias会話2018年9月18日 (火) 22:17 (UTC)[返信]

  1. ^ 山田 明義 (2002-01). “日本産菌根性きのこ類の食資源としての利用性”. 信州大学農学部紀要 38(1/2): 1-17. https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_action_common_download&item_id=10540&item_no=1&attribute_id=65&file_no=1&page_id=13&block_id=45. 
  2. ^ Isaka M.; Yangchum A.; Wongkanoun S.; Kongthong S. (2017-09). “Marasmane and normarasumane sesquiterpenenoids from the edible mushroom Russula nigricans”. Phytochemistry Letters 21: 174-178. doi:10.1016/j.phytol.2017.06.013.