ノート:フッ化銅(I)

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確かに化学辞典にフッ化銅(I)の記述があるので驚きました。取り急ぎ定番の教科書を見るに、手元の Lee (1982) と Cotton&Wilkinson (1988) には、フッ化銅(I) は知られていない、と書かれています。何か訳ありと思います。--Su-no-G 2008年10月28日 (火) 12:43 (UTC)[返信]

とりあえず、最近の論文にある記述として、"Solid State Density Functional Calculations for the Group 11 Monohalides." Soehnel, Tilo; Hermann, Holger; Schwerdtfeger, Peter. Journal of Physical Chemistry B 2005, 109, 526-531. DOI: 10.1021/jp046085y のイントロ部分を見てみてください。--Su-no-G 2008年10月28日 (火) 12:52 (UTC)[返信]
有料サービスを見ろ、というのは無茶でしたので(すみません)必要な部分を引用すると、"The fluoride CuF(s) is unknown (despite a few claims) as it easily disproportionates into CuF2(s) and solid copper, while in the gas phase the decomposition of CuF2 into CuF is observed." とあります。--Su-no-G 2008年10月28日 (火) 12:55 (UTC)[返信]
despite a few claims が少々気になりますね。後日さらに調べてみます。(ちょっとおもしろくなってきた)--akane700 2008年10月28日 (火) 13:47 (UTC)[返信]
歴史的な背景がつかめないままですが、現状に合わせて調整しました。--Su-no-G 2008年10月29日 (水) 00:06 (UTC)[返信]

硫酸銅(II) と NaF または KF を水溶液中で混ぜ、ギ酸などの還元剤を加えて 50 ℃以上に加熱すると CuF の結晶がとれてくるという中国の特許が出てきました。(Chem. Abstr. 2006, 145:473956) これはすごいっす。--Su-no-G 2008年10月29日 (水) 05:26 (UTC)[返信]