ノート:日本の電気機関車史

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日本最初の電気機関車について[編集]

笹子トンネル建設工事以前にも電気機関車は使われていました。『古河足尾銅山写真帖』この本の発行は1895年7月となっており、笹子トンネル建設以前となります。 笹子トンネル建設工事の日本最初の電気機関車説は『日本鉄道史中』が出所のようです。(中川論文、福田、西論文で言及) それから足尾銅山の電気機関車の使用開始時期は諸説あり京都電気鉄道開業(1895年)よりも前だったというのもあります

  • 1893年説 加藤新一「足尾銅山の忘れられた鉄道」「鉄道ピクトリアル」279号 1973年6月 42-45頁  
  • 1895年説 日野原保「日本で最初の電気運転について」「鉄道ピクトリアル」530号、1990年7月、110-111頁
  • 1893年説 中川浩一「国鉄が輸入した軽便用電気機関車」『レイル』43号、2002年、58-64頁
  • 1891年説 堤一郎「日本おける初期の鉱山用電気機関車の製造と日本人技術者」『日本機械学会論文集(C編)』74巻746号、2008年、62-68頁

もうひとつ日野原論文では「古河市兵衛所有の阿仁鉱山に電気鉄道を建設中」という新聞記事が1888年から1889年にかけてあり、新聞社や阿仁鉱山、通産省にたずねたが現在では不明と返答されたとあり、謎を突き止めるのは難しそうです。