ハープと管弦楽のための小協奏曲
ハープと管弦楽のための小協奏曲(ハープとかんげんきょくのためのしょうきょうそうきょく、Konzertstück pour harpe et orchestre) 作品 39は、 ガブリエル・ピエルネが1901年に作曲したハープと管弦楽のための協奏曲[注釈 1]。標題がドイツ語式となっており、「ハープと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」と表記される場合もある[1]。ベルギー出身のハーピストであるアルフォンス・アッセルマンに献呈されたが、初演は1903年1月[注釈 2]、アッセルマン門下のアンリエット・ルニエを独奏者として、パリにおいてコンセール・コロンヌの演奏会で行われた[2]。
編成[編集]
独奏ハープ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ2、トライアングル、弦五部[3]
構成[編集]
- Allegro moderato(アレグロ・モデラート)
- Andante(アンダンテ)
- Allegro scherzando(アレグロ・スケルツァンド)
- 演奏時間:約15分。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 井上和男 編著『クラシック音楽作品名辞典』(三省堂)ISBN 4-385-13547-9
- 属啓成 『名曲事典』(1991年第16刷発行 音楽之友社)ISBN 427600120X
- 『最新名曲解説全集9 協奏曲II』p.418-421(平島正郎 執筆)(音楽之友社)