フレンチ・アルバム

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フレンチ・アルバム
セリーヌ・ディオンスタジオアルバム
リリース
録音 1994年11月/12月
ジャンル ポップ
時間
レーベル コロムビアエピック
プロデュース Jean-Jacques Goldman、Erick Benzi
専門評論家によるレビュー
セリーヌ・ディオン アルバム 年表
À l'Olympia
(1994年)
フレンチ・アルバム
(1995年)
Gold Vol. 1
(1995年)
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フレンチ・アルバム』(原題:D'eux=彼らについて)はセリーヌ・ディオンのフランス語によるアルバム1995年3月27日発売。このアルバムのアメリカでの発売時に『The French Album』と名付けられたことから日本での発売時にもそのままカタカナで『フレンチ・アルバム』と名付けられた。ディオンの通算12枚目、英語盤では17枚目のアルバム。

アルバム概要[編集]

このアルバムの作曲とプロデュースをジャン=ジャック・ゴールドマンが担当。ヒットシングル「愛をふたたび」、「私は知らない」やラジオシングル「バレー」(フランス)、「運命」、「貴方について行く」(カナダ)などが収録されている。また、「飛べ」は前年に嚢胞性線維症で亡くなったディオンの姪、Karineに捧げられた歌でもある。

1995年4月にはこのアルバムのための1時間特別番組がフランスで放映された。

このアルバムに収録されている曲のうち3曲(1、4、12)は英語版がセリーヌ・ディオンの次のアルバム『FALLING INTO YOU』に収録されている。またこのアルバムからの多くの楽曲が2005年に発売されたセリーヌ・ディオンのフランス語ベスト『オン・ヌ・シャンジュ・パ』にも収録された。

ディオンはこのアルバムをサポートアルバムにライブツアー、D'eux Tourを行い、そのうちパリのジーニス劇場で行われたライブ音源がCD『パリ・ライヴ』として発売された。なお販売促進にこのアルバムからはいずれもライブバージョンのシングル「Les derniers seront les premiers」(live)、「J'attendais」(live)、「Je sais pas」(live)が発売された。

このアルバムとそのリードシングル「愛をふたたび」はジュノー賞フェリックス賞Victoires de la Musiqueなど多くの賞を受賞した。また、ディオンは「史上最も良く売れているフランス語圏アーティスト」としてフランスの文化大臣からメダルを受け取った。

このアルバムは2004年1月に『愛するだけでよかったら』との2枚組CDとして再リリースされ、2006年9月には『愛するだけでよかったら』、『1人の女と4人の男』との3枚組で再々リリースされた。2006年11月6日にフランスでSony BMGから発売されたフレンチ・アルバムの「スペシャル・ゴールドディスク・エディション」は、バック・カタログ・チャートに7位で再ランクインし、2006年末までその位置を保持し続けた。

ちなみにディオンの2007年に発売されたアルバム『D'elles』はこのアルバムの原題『D'eux』の女性名詞からきている。そのため直訳はこのアルバムが「彼らについて」で『D'elles』が「彼女らについて」である。

収録曲[編集]

# 曲名 作詞・作曲 時間
1. "愛をふたたび" J.J. Goldman 4:14
2. "バレー" J.J. Goldman 4:25
3. "私を見て" J.J. Goldman 3:56
4. "私は知らない" J.J. Goldman, J. Kapler 4:33
5. "父祖の記憶"
J.J. Goldman 3:49
6. "もっと探して" E. Benzi 3:24
7. "運命" J.J. Goldman 4:15
8. "最後に来る者が一番になる" J.J. Goldman 3:32
9. "貴方について行く" (with Jean-Jacques Goldman) J.J. Goldman 3:27
10. "私は待っていた" J.J. Goldman 4:24
11. "異教徒の祈り" J.J. Goldman 4:12
12. "飛べ" J.J. Goldman 2:58

出典[編集]