ブータンの軍事

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ブータンの軍事(ブータンのぐんじ)は、ブータン軍事力についての解説。

軍事組織[編集]

ブータン王国軍(ブータンおうこくぐん)は、ブータン王国陸軍ブータン国王親衛隊ブータン王国警察民兵によって構成される。内陸国であるため海軍は存在せず、空軍もまた保有していない。

インド=ブータン友好条約により、インドがブータンに対する兵器の供給、軍事訓練、防空の責務を負っている。

資源[編集]

  • 入隊年齢:18歳
  • 徴兵制度:徴兵は行われていないが、20歳から25歳までの男性は、3年以上の軍事訓練の義務がある[1][2]
  • 動員対象人数(15歳以上49歳以下)[1][3]
    • 男性:202,407
    • 女性:180,349
  • 適応人数
    • 男性:157,664
    • 女性:144,861
  • 15歳人口
    • 男性:7363
    • 女性:7095
  • 国防費:GDPの1%[4]

防空[編集]

ブータンはインド空軍東部航空軍団に航空戦力を依存している。インドはブータンの航空戦力創設のため、訓練及び兵器の贈与を行っている[5]。2003年には、オペレーション・オール・クリアーに参加した陸軍の負傷兵をインド空軍が救出し、インドに搬送している[6]

出典[編集]

  1. ^ a b CIA The World Factbook”. アメリカ中央情報局. 2012年10月11日閲覧。
  2. ^ 2011年
  3. ^ 2010年の推定値
  4. ^ 2005年の推定値
  5. ^ Dorji, Kinley. “Eastern air command chief visits Bhutan”. クエンセル. http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=1576 2012年10月11日閲覧。 
  6. ^ “A nation pays tribute”. クエンセル. (2004年8月15日). http://www.kuenselonline.com/modules.php?name=News&file=article&sid=4394 2012年10月11日閲覧。 

関連項目[編集]

参考文献[編集]