加藤久枝

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かとう ひさえ

加藤 久枝
生誕 (1936-12-29) 1936年12月29日(87歳)[1]
日本の旗 日本 愛知県名古屋市[1]
出身校 金城学院高等学校[2]
職業
配偶者 加藤 守[1]
子供 加藤 千豊(長男)[3]
加藤 幸三郎(父)[1]
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加藤 久枝(かとう ひさえ、1936年12月29日[1] - )は、日本馬主

「アスター」の冠名を用いる馬主で、2018年時点での馬主歴は64年、現役馬主の中では最長とされている[1]

馬主活動[編集]

日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主として知られる。勝負服の柄は勝負服の柄は黒、赤十字襷、赤袖。冠名には、父の経営していた店舗名より「アスター」を用いる[1]

名古屋市東京都で翠芳園、東京翠芳園アスターハウスなどを経営していた[2]実業家で、馬主でもあった加藤幸三郎を父に持ち、東京の馬主協会に入会し馬主となる[1](現在は一般社団法人中京馬主協会所属[4])。1959年目黒記念(秋)をエドヒメで制し、23歳にして重賞初制覇。

[注釈 1]で、株式会社翠芳園の社長[3]の加藤守(かとう まもる、 (1933-02-16) 1933年2月16日生まれ[5]慶應義塾大学経済学部[2])も馬主であり、勝負服の柄は白、赤玉霰、赤袖。冠名には姓の「加藤」より「カフジ」を用いる[1]。中京馬主協会顧問[6]。また長男の千豊(ちとよ)も同様に馬主となっており、勝負服の柄は白、赤玉霰、袖赤縦縞、冠名は特に用いない。中京馬主教会副会長理事[6]

加藤守の勝負服を着用した岩田康誠

主な所有馬[編集]

重賞競走優勝馬[編集]

斜字は地方重賞。

夫・守の所有馬[編集]

加藤守

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 幸三郎の婿養子となる[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 辻敦子 (2018年12月14日). “辻敦子のオーナー訪問 父のお共で競馬場 楽しみだった副賞” (日本語). 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社) 
  2. ^ a b c d 『大衆人事録』第36版 東日本編 か 336頁
  3. ^ a b 「財界情報」『中部財界』第35巻第10号、中部財界社、1992年10月、95頁“翠芳園加藤社長の長男、千豊君結婚” 
  4. ^ 中京馬主協会会報『ふれあい』Vol.62 2023年4月号 中京馬主協会創立70周年記念特別号 16頁 (PDF)
  5. ^ Rotary International District Governor's Monthly Letter NO.6 5頁 (PDF)
  6. ^ a b 『ふれあい』Vol.62 37頁

参考文献[編集]

  • 『中部財界』第35巻第10号(中部財界社、1992年10月)
    • 「財界情報」