国鉄サハ75形電車

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サハ75形は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した旧形電車である。1953年(昭和28年)6月1日に実施された車両形式称号規程改正(改番)により、全く出自の異なる2種が存在する。

  • 初代 - 1937年(昭和12年)、1938年(昭和13年)および1941年(昭和16年)に木造電車の鋼体化改造により製造された、車体長17m級3扉ロングシートの付随車。21両が製造され、1953年の改番では、サハ17形に改められた。詳細は国鉄50系電車#サハ75形を参照。
  • 2代目 - 1965年(昭和40年)から1966年(昭和41年)にかけて、地方転出にともなう一等車の格下げ方針によりサロ75形13両を二等車(普通車)に格下げし改称したもの。詳細は1等車の格下げ改造を参照。