壺陽録

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壺陽録』(こようろく)は、平戸藩主・松浦家に伝わる記録書。松浦家旧記。16世紀から17世紀初頭に多くの外国船が来航した記録がある。また史料には、平戸にポルトガル船が来航するようになると世界各地の珍しい商品が大量にもたらされ、日本各地の商人が平戸に集まるようになり、人々は西の都と表現した、という内容が記されている。

松浦史料博物館所蔵。