広坂早苗

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広坂早苗(ひろさか さなえ、1965年 - )は日本の歌人現代歌人協会会員[1]

人物・経歴[編集]

愛知県名古屋市生まれ[1]愛知県立半田高等学校を卒業し、早稲田大学第一文学部(日本文学専修)に進学。1986年、短歌結社「まひる野会」に入会[1]橋本喜典に師事する[2]。同年、早稲田大学短歌会の復興メンバーとなる[1]1988年早稲田大学を卒業し愛知県の公立高校教員となる[3]。以降、今日に至るまで学校や教員生活を題材にした短歌を数多く創作。

1990年、連作「ほとばしる水」で第36回角川短歌賞候補。1991年、連作「春の嵐」で第37回角川短歌賞佳作。2017年、歌集『未明の窓』で第17回現代短歌新人賞を受賞した[4]

NHKアナウンサー広坂安伸は実兄である。

歌集[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 『未明の窓』著者略歴より。
  2. ^ 「あとがき」『未明の窓』p.199
  3. ^ 「あとがき」『未明の窓』p.198
  4. ^ 第17回現代短歌新人賞が決定しました!”. さいたま市 (2016年12月22日). 2020年2月17日閲覧。