玉井陸斗
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選手情報 | |||||||||||||||
フルネーム | たまい りくと | ||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||
泳法 | 高飛び込み | ||||||||||||||
所属 | JSS宝塚 | ||||||||||||||
生年月日 | 2006年9月11日(17歳) | ||||||||||||||
生誕地 | 兵庫県 | ||||||||||||||
身長 | 160cm (2023年現在)[1][2] | ||||||||||||||
体重 | 55kg (2022年現在)[1] | ||||||||||||||
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玉井 陸斗(たまい りくと、2006年9月11日[3] - )は、日本の飛込競技選手。兵庫県宝塚市出身。身長160cm、体重55kg(世界水泳ブダペスト2022開催時点)[1][2]。
経歴[編集]
3歳で水泳を始め、小学1年のころに飛び込み教室に参加したことをきっかけに飛込競技を始める[4]。
その後、多くのオリンピック選手を育てた馬淵崇英コーチのもとで技を磨き[4]、シニアデビュー戦となった2019年4月に行われた日本室内選手権飛込競技大会では史上最年少の12歳7ヶ月で優勝を果たした[5]。同年7月の世界水泳選手権には年齢制限のため出場を逃したが、9月の日本選手権では世界選手権4位相当の498・50点で優勝[6]、2020年に行われた日本選手権ではリオデジャネイロオリンピック3位相当の528・80点を叩き出している[7]。
2021年に行われた東京オリンピックのテスト大会および最終予選を兼ねたワールドカップでは準決勝で9位に入り、東京オリンピックに内定した[4]。決勝では8位を記録した[4]。
2020年東京オリンピックの飛込競技男子高飛び込みでは決勝に進み431・95点を出して7位入賞となり、日本勢として21年ぶりの決勝進出と入賞となった[8]。
2022年須磨学園高等学校に入学。 2022年7月3日、第19回世界水泳選手権大会の男子高飛び込み決勝で488.30点を出して銀メダルを獲得し、日本勢としてこの種目初めてのメダル獲得となった[9]。
人物[編集]
- 2人兄弟の次男。名前の由来は大陸のように広い心を持ってほしいとの思いから[10]。
- 憧れの選手は同門の先輩寺内健[10]。
- 東京オリンピックではメダル獲得を目標としていた[4]。
- 好きな食べ物は牛タン[11]。
主な戦績[編集]
2019年[編集]
- 日本室内選手権飛込競技大会 - 優勝
- 第95回日本選手権水泳競技大会飛込競技 - 優勝
2020年[編集]
- 第96回日本選手権水泳競技大会飛込競技 - 優勝
2021年[編集]
- 2020年東京オリンピックの飛込競技 - 7位
2022年[編集]
- 第19回世界水泳選手権大会 飛込競技(10m 高飛び込み) - 2位
脚注[編集]
- ^ a b c “玉井陸斗”. 世界水泳ブダペスト2022. テレビ朝日. 2023年7月28日閲覧。
- ^ a b “玉井陸斗”. 世界水泳福岡2023. テレビ朝日. 2023年7月28日閲覧。
- ^ 玉井 陸斗 (たまい りくと)|飛び込み|選手プロフィル|東京五輪・パラリンピック|ニュースサイト:時事ドットコム
- ^ a b c d e 飛び込み 14歳 玉井陸斗が東京オリンピック内定 - NHK(2021年5月3日)2021年5月25日閲覧。
- ^ 飛込期待の14歳・玉井陸斗「注目されるのは自信になる」最年少記録を次々に更新 - 2020年東京オリンピック組織委員会
- ^ “13歳玉井陸斗、飛び込み最年少日本一 世界4位相当”. 日刊スポーツ. (2019年9月24日) 2021年5月25日閲覧。
- ^ “14歳玉井陸斗、高飛び込み連覇「最高です」/飛び込み”. サンケイスポーツ. (2020年9月27日) 2021年5月25日閲覧。
- ^ “高飛び込み14歳玉井陸斗は初出場7位 21年ぶり日本人入賞”. 日刊スポーツ 2021年8月8日閲覧。
- ^ "玉井陸斗、世界水泳・高飛び込み「銀」…シンクロ板飛び込みで三上紗也可・金戸凜組も「銀」". 読売新聞オンライン. 読売新聞社. 4 July 2022. 2022年7月4日閲覧。
- ^ a b “13歳玉井陸斗、青空トレで飛び込み日本人初メダル 気持ち前向き「成長する時間が増えた」”. サンケイスポーツ. (2020年5月1日) 2021年5月25日閲覧。
- ^ “演技中の“緊急メス” 14歳玉井陸斗劇的逆転でつかんだ飛び込み五輪切符”. 日刊スポーツ (2021年5月4日). 2021年6月8日閲覧。