田中茂 (画家)

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田中 茂(たなか しげる、1970年 - )は、日本の画家岐阜県羽島市出身、在住。

人物[編集]

1970年、岐阜県羽島市に生まれる。子供のころから絵を描くのが好きで、12才の時に油絵を習ったのが絵画のはじめ。

高校卒業後、父親の跡を継ぎ、建築塗装職人となる。外壁にペンキを塗った経験が、今では絵画の調色や配色に役立っている。 若い時には劇団へ所属。その際に、俳優としてミュージカルに出演する傍ら、大道具の背景画を描いていた。演劇に関わった経験も、絵に影響を与えている。

2021年、本格的に絵を描き始める。スケッチブックに娘をデッサンし、それがきっかけで絵に夢中になり画家の道を歩み始める。 独学で絵の勉強をする中で、葛飾北斎で浮世絵とダイナミックな構図を学び、レオナルド・ダ・ヴィンチより黄金比率と遠近法を学んだ。 刷毛と筆の二刀流で、日美展をはじめ各展覧会にて入選や各章を授与している。

略歴[編集]

1970年 岐阜県羽島市に生まれる

1982年 小6のときに1年間、油絵を習う(師太田京子)

1989年 県立岐阜農林高等学校農芸化学科卒業。田中塗装店の家業を継ぐ

2009年 心臓ペースメーカー埋め込み

2011年 学校の塗装ボランティアにて、小さな親切実行章受章

2015年 東北震災ボランティアにて、東久邇宮記念賞

2020年 塗料報知新聞「ペンキ屋日記」執筆36回連載

2021年 人物デッサンを僕流で始める

受賞歴[編集]

  • 2021年 「羽島市美術展」大賞:市展賞
  • 2022年 「全日本アートサロン絵画大賞展」入選
  • 2022年 「日美展」国際文化カレッジ賞
  • 2022年 「日美展」優秀賞・岐阜新聞放送賞
  • 2022年 「ぎふ美術展」大賞:ぎふ美術展[1]
  • 2023年 「日白会展」入選[2]
  • 2024年 絵画公募展「ル・サロン」入賞[3]

主な個展・イベント[編集]

  • 2023年 銀座 新井画廊(個展)[4]
  • 2023年 吉野画廊(個展)[5]
  • 2023年 ニューヨークにて展示

書籍[編集]

  • 2023年 「美術名典」芸術新聞社
  • 2023年 「美術界データブック」生活の友社[6]
  • 2023年 「現代日本の美術」美術の窓[7]

脚注[編集]

外部リンク[編集]