第二セントラル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第二セントラル
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 セントラルフェリー
運用者 セントラルフェリー
建造所 住友重機械工業浦賀造船所[1]
経歴
進水 1971年
竣工 1971年5月28日[2]
就航 1971年6月
要目
総トン数 5,788 トン[2]
全長 128.6 m
垂線間長 118.0 m[2]
22.0 m[2]
深さ 12.5 m[2]
喫水 5.5m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 川崎MAN V7V 40/54[1]
出力 15,300馬力[1]
最大速力 22.8ノット[2]
旅客定員 約560名[2]
車両搭載数 8tトラック約130台[2]
テンプレートを表示

第二セントラル(だいにセントラル)は、セントラルフェリーが運航していたフェリー

概要[編集]

セントラルフェリーの第二船として住友重機械工業浦賀造船所で建造され[2]1971年6月に就航。本船の就航により、川崎 - 神戸航路の毎日運航が開始された。

1972年2月16日、神戸航路、大阪航路が減便により隔日運航となり、第三セントラル第五セントラルとともに係船された[3]

その後ギリシャに売却されANEK LINESにて「Candia」、2001年にはアラブ首長国連邦にて売却されNaif Marine Servicesにて「Jabal Ali 3」として就航。

航路[編集]

セントラルフェリー

設計[編集]

先に建造された第一セントラルの準同型船として全通二層の自動車甲板と一層の前部倉内自動車甲板を設け、トラック輸送を主体とした設計とした[2]

船内[編集]

  • 特等室(2名×2室)[1]
  • 1等室(6名×9室)[1]
  • 2等室(392名)[1]
  • ドライバー室(60名)[1]
  • ラウンジ(48席)[1]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h セントラルフェリー各船の主なる相違点 - 船の科学1971年7月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k 世界の艦船(1971年7月号,p19)
  3. ^ 世界の艦船(1976年4月号,p62)