金森晴香
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1996年4月9日(28歳) | |||
出身地 | 福岡県北九州市 | |||
ラテン文字 | Haruka Kanamori | |||
身長 | 177cm[1] | |||
体重 | 66kg[1] | |||
血液型 | O[2] | |||
選手情報 | ||||
愛称 | ハルカ[1] | |||
ポジション | MB | |||
指高 | 230cm[1] | |||
利き手 | 右[2] | |||
スパイク | 297cm[1] |
金森 晴香(かなもり はるか、女性、1996年4月9日 - )は、日本の元バレーボール選手。V.LEAGUE Division1の久光スプリングスに所属していた[1][2]。
来歴[編集]
福岡県北九州市出身。3人姉弟の次女。小学5年生のとき、母の影響を受け自身もバレーボールを始めた[2]。
2015年1月31日、久光製薬スプリングス公式サイトにて金森の入団内定が発表。同期入団は兒玉仁美、浮島杏加子ら[3]。
2017年5月12日、タイのナコンラチャシマで同月13日~21日にかけて開催される「第2回アジアU-23女子バレーボール選手権」へ出場する代表メンバー12名が発表。金森はこれに山内美咲、伊藤望、杉郁香、白井美沙紀、坂本奈々香、櫻井美樹、間橋香織、花井萌里、長内美和子、工藤嶺、加藤光らと共にこれに選出。日本代表チームの優勝に貢献した[4][5]。
2017年9月8日、日本バレーボール協会により同月10〜17日まで開催される「第3回世界U-23女子選手権大会」の日本代表メンバーが発表。金森はこれに山内美咲、伊藤望、杉郁香、白井美沙紀、坂本奈々香、櫻井美樹、間橋香織、廣瀬七海、花井萌里、長内美和子、工藤嶺らと共に選出。最終結果は2勝3敗の9位タイで今大会を終えた[6][7]。
2020年6月21日、新型コロナウィルス流行の影響でオンラインで開催となった久光製薬スプリングスのファン感謝祭「ソーシャルディスタンスは2m、心のディスタンスはお好みで オンラインで繋がろう 久光製薬スプリングスファン感2020」の1グループ目に座安琴希、長岡望悠、栄絵里香らと共に登場し、イラストの腕前を披露した。また、このイベントの題字の製作も金森が担当[8]。
2020年9月30日、久光スプリングス公式サイトにて退団が発表された。金森は約5年半に渡り同チームに在籍したが、最終年は足の痛みに悩まされリーグ戦への出場はなかった[9][10][11]。
いつも久光スプリングスを応援していただきありがとうございます。この度、久光スプリングスを退団し、新しい道へ進むことを決断させていただきました。皆様の前でコートに立ち、活躍することを目標としてきましたが、久光での現役中はなかなか思うようにいかないことが多く、実は昨年の9月末からの1年間は脚の痛みに悩まされていました。
その中で、身体と気持ちと向き合い、今の状態でバレーボールを続けることが自身にとってベストなのかな、と考えるようになり、次の新たな道へ進みたいという気持ちが強くなりました。
もうすぐV.LEAGUE開幕の中の突然な発表となってしまい、申し訳ありません。いつも会場やSNS等で応援して下さるファンの皆様の沢山の温かい応援、沢山の愛情がすごく嬉しくて、私の大きなパワーになっていました。心から感謝しています。ありがとうございました。
そして、バレーボールを始めた小学生の頃から、いつもそばで私を支え続けてきて下さった恩師、友人、家族の皆様、一緒に悩み、戦い、全力でサポートして下さり、本当にありがとうございました。いつか新たな形で沢山の恩返しができるように、これからも成長していきたいと思っています。
スプリングスの皆様。約5年間お世話になりました。既にチームを離れた方もいらっしゃいますが、ここで出会い、沢山の経験を積ませてくださったスプリングスの仲間が私は大好きです。熱い熱い想いを持った方々と同じ1つの目標に向かって努力することのができたこの5年間は私にとって、一生の財産です。皆さんの努力に負けないように、ここで学び、得たものを糧にして、これから頑張っていこうと思います。
改めて、今まで支えてくださったすべての方々に感謝します。本当にありがとうございました。これからも久光スプリングスへの温かい応援をよろしくお願いいたします。 — 金森晴香「久光スプリングス|金森晴香選手 退団のお知らせ」より
2021年、九州共立大学スポーツ学部に進学[12]。女子バレーボール部コーチを務めている[13]。
2023年9月12日に行われた久光スプリングスとトルコ女子代表の親善試合では、久光のミドルブロッカーが不足しているチーム事情から助っ人として参加した[14][15]。
所属チーム[編集]
- 北九州市立竹末小学校(大原JVC)[2]
- 北九州市立穴生中学校[2]
- 福岡県立北九州高等学校[1]
- 久光スプリングス #9(2015年-2020年)
- 九州共立大学(2021年-)
球歴[編集]
- 第2回アジアU23女子バレーボール選手権|第2回 アジアU-23女子選手権大会:優勝
- 第3回世界U23女子バレーボール選手権|第3回 世界U-23女子選手権大会:9位
個人成績[編集]
V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(交流戦・プレーオフを含む)[16]。
大会 | 所属 | 出場 | アタック | バックアタック | アタック決定本数 | ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||
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試合数 | セット数 | 打数 | 得点 | 失点 | 決定率 | 打数 | 得点 | 失点 | 決定率 | セット平均 | 得点 | セット平均 | 打数 | ノータッチ | エース | 失点 | 効果 | 効果率 | 受数 | 成功 | 成功率 | |||
V1 18-19 | 久光 | 2 | 4 | 12 | 5 | 0 | 41.7 | 0 | 0 | 0 | - | 1.25 | 0 | - | 12 | 1 | 0 | 0 | 4 | 16.7 | 0 | 0 | - | 6 |
V1 16-17 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | - | 0 | - | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.0 | 0 | 0 | - | 0 | |
V1 15-16 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | - | - | 0 | - | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | -25.0 | 0 | 0 | - | 0 | |
通算:3大会 | 12 | 7 | 12 | 5 | 0 | 41.7 | 0 | 0 | 0 | - | 0.71 | 0 | - | 16 | 1 | 0 | 1 | 4 | 10.9 | 0 | 0 | - | 6 |
出演[編集]
YouTube[編集]
【公式】久光スプリングス
- 金森晴香選手 ファンの皆様へメッセージ(2020年6月28日)
外部リンク[編集]
プロフィール
SNS
- 金森晴香 (@harucamera.49) - Instagram
- 金森晴香 (@harukakanamori) - X(旧Twitter)
関係のある人物[編集]
- 福岡県立北九州高等学校時代のチームメイト
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g “金森晴香|選手詳細| Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ オフィシャルサイト. 2020年7月15日閲覧。
- ^ a b c d e f 『V.LEAGUE WOMEN チームの顔 2019/20』日本文化出版、2019年10月12日発行、43ページより引用
- ^ “久光 兒玉仁美ら3選手の内定を発表”. バレーボールマガジン (2015年1月31日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “第2回アジアU-23女子選手権大会”. 公益財団法人 日本バレーボール協会 (2017-XX-XX). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “U-23女子 アジア選手権メンバー決まる”. バレーボールマガジン (2017年5月12日). 2021年5月22日閲覧。
- ^ “第3回世界U-23女子選手権大会”. 公益財団法人 日本バレーボール協会 (2017-XX-XX). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “世界U-23女子選手権大会出場選手12名を発表”. バレーボールマガジン (2017年9月8日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “久光製薬スプリングス オンラインでファン感謝祭を開催”. バレーボールマガジン (2020年6月25日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “金森晴香選手 退団のお知らせ”. 久光スプリングス (2020年9月30日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “久光スプリングス 金森晴香が9月30日付で退団”. バレーボールマガジン (2020年9月30日). 2021年6月2日閲覧。
- ^ “久光スプリングスの金森晴香が退団 Vリーグ”. 佐賀新聞LiVE (2021年1月1日). 2021年1月1日閲覧。
- ^ “金森 晴香twitter”. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “20230508_006.pdf”. 九州大学バレーボール連盟. 2024年3月27日閲覧。
- ^ Shimbun, The Nishinippon. “世界ランク1位トルコ戦へ、V1久光に〝助っ人〟 V3カノアラウレアーズ福岡が協力、退団選手も一時復帰【バレー女子】:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!”. 「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “「SPRINGS WORLD CHALLENGE VOLLEYBALL 2023 vsトルコ女子代表」参加選手決定及び諸注意事項のお知らせ | 久光スプリングスTOP” (2023年9月6日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “金森晴香|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2020年7月21日閲覧。