13尺土俵

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13尺土俵(じゅうさんじゃくどひょう)とは、江戸時代から1931年まで使われた土俵の大きさ。直径13(3メートル94センチ)。その外周に直径15尺の土俵がつくられ、その間に砂が厚くまかれ、土俵を割った時にあとが明瞭に残るようになっていた。これは蛇の目の砂と呼ばれ、現在も受け継がれている。また、内俵16、外俵20で構成されていたため、三十六俵という異名も生じた。

1931年(昭和6年)4月29日の天覧相撲より15尺(4メートル55センチ)となった[1]

土俵を広げた理由として、日本相撲協会は「相撲独特の瞬間的勝負の醍醐味を少しでも長く見てもらうため」としている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 黒田次郎 『図解入門業界研究最新スポーツビジネスの動向とカラクリがよーくわかる本』 秀和システム、2010年、17頁。ISBN 978-4798025902
  2. ^ goo大相撲「相撲用語解説」

参考文献[編集]