7党連合

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7党連合(ななとうれんごう、Seven Party Alliance)は、ネパールギャネンドラ国王による独裁体制を終わらせるための7党による政党連合2006年民主化運動(ロクタントラ・アンドラン)の推進力となった。 連合は次の7党で構成された。

  1. ネパール会議派
  2. ネパール会議派民主
  3. ネパール統一共産党
  4. ネパール労農党
  5. ネパール友愛党(アナンディ・デヴィ)
  6. 統一左翼戦線
  7. 人民戦線ネパール

これらの7党は1999年立法議会選挙の当選者205議席のうち、194議席を占める。これに参加しなかった唯一の顕著な政党は王党派の国民民主党RPP)である。国民民主党は3つの派閥に分裂しており、その一派は国王の政権奪取を支持しているが、他の2派はこれを批判している。

「7党連合」という名称には誤りが含まれている。というのは「統一左翼戦線」はそれ自体3つの政党の連合体であるからである。

また、「ネパール会議派」と「ネパール統一共産党」の2党はそれぞれ他の5政党の議席の合計より大きな議席を持っている。

関連項目[編集]