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Portal:コンピュータ/特集項目/コンピュータセキュリティ/DoS攻撃

図:StacheldrahtによるDDoS攻撃
図:StacheldrahtによるDDoS攻撃

DoS攻撃(ドスこうげき)(英:Denial of Service attack)は、情報セキュリティにおける可用性を侵害する攻撃手法で、ウェブサービスを稼働しているサーバネットワークなどのリソース(資源)に意図的に過剰な負荷をかけたり脆弱性をついたりする事でサービスの正常な動作を侵害する攻撃を指す。

日本語ではサービス妨害攻撃などと訳される。

DoS攻撃には2種類の類型があり、第一の類型はウェブサービスに大量のリクエストや巨大なデータを送りつけるなどしてサービスを利用不能にするフラッド攻撃(Flood=「洪水」)であり、第二の類型はサービスの脆弱性を利用する事でサービスに例外処理をさせるなどしてサービスを利用不能にする攻撃である。

DoS攻撃の主な目的はサービスの可用性を侵害する事にあり、具体的な被害としては、トラフィックの増大によるネットワークの遅延、サーバやサイトへのアクセス不能といったものがあげられる。……もっと読む