Template:Chembox new/doc

化学物質の詳細を表にまとめて掲載するためのテンプレート。

使いかた[編集]

掲載先文書の先頭に{{subst:chembox subst}}などと記述して投稿すると空のボックスが得られるので、その上でデータを分かる範囲で記載すればよい。

空のボックスを得るために利用できるsubst用テンプレートを以下に示す。

特別なものとして、mediumボックスに他のボックスを付け加えたものもある。

  • {{chembox subst drug}}はpharmaボックスを付け加えたもので、医薬品用である。
  • {{chembox subst explosive}}はexplosiveボックスを付け加えたもので、爆発性物質用である。

使用上の注意[編集]

  • 分からないデータがある場合でも行ごと削除はしない。データが空の行や節は表示されないだけなので、そのまま残しておけばよい。そうすれば他の人が編集する際にデータを載せてくれるかもしれない。ただし、明らかにその物質に不必要な節は削除してよい(#追加できる節・項目も参照)。
  • Chembox new テンプレートそのものをsubstしないこと。新規ボックス生成用として設計されている{{chembox subst}}などをsubstした場合と異なり、Chembox newそのものをsubstした結果は複雑なコードの理解しがたい羅列となる。一部は正しく変換されない可能性があり、データが空の行が表示されず、テンプレートの更新が記載先項目に反映されない、などのデメリットがある。また、テンプレートをsubstされない状態に保てばデータ管理がより簡単になり、より多くのディスク領域を文書のために使える(substされていない Chembox new は完全に変換されたものに比べて平均で1000バイトほど小さい)。

セクションの追加と削除[編集]

各種Chemboxは多かれ少なかれモジュール化されている。それらはいくつかのセクションからなり、物質に応じて不要なセクションを削除したり必要なセクションを追加したりできる。 あるフィールドに含まれるセクションを他のフィールドに記載する必要がある場合は、完全なテンプレートのフォームからそのセクションをコピーして張り付ければよい。

各セクションは番号づけされていることに注意が必要である。セクションは "| section# = {{chembox " で始まり "}}" で終わり、入れ子にできない)。最大15個のセクションが利用可能である(ただし現在のところ8個しか定義されていない)。セクション番号は1から15までで、重複してはいけない。

セクション番号の順番は実際の文章での表示順には影響しない。例えばもし、explosiveとdrugの両方のセクションを含むものの後者の属性の方がより重要な化学物質の場合、drugセクションの番号をexplosiveセクションのものより小さくすればdrugセクションの方を上に表示できる。

専門的情報と説明[編集]

表が大きくなりすぎた場合[編集]

Chembox new は多数のパラメータを扱え、新規パラメータも簡単に追加できる。そのため表が巨大になってしまうことがある。そのような場合にはページ名を '項目名 (data page)' としたページにデータを移すことを検討するとよい。Chembox new はデータページの存在を自動で魔法のように認識し、データページへのリンクを含む表を表示する。 {{Chembox Supplement}}はデータページが存在するときだけ見える。

追加できる節・項目[編集]

Chembox new はモジュール化された構造のため、節を書き加えるだけで他のボックスを簡単に追加できる。以下の節が利用可能である(それぞれの詳細はテンプレート解説文書を参照のこと)。

フィールドが その他にもたくさんのフィールドが利用可能である。当テンプレートでは、追加の画像フィールド(後述)や、あるいは個別の節の中ではさらにたくさんのフィールドが利用できる。利用可能なフィールドの完全な一覧は個別の節のテンプレートを参照のこと。

パラメータ表示[編集]

複雑なものを除き、ほとんどのパラメータは個別の専用テンプレートによって表の1行の形にされ、それをchembox newが表示する。

例:

画像の自動掲載[編集]

8箇所の画像フィールドのどれにも画像を指定しなかった場合、ページ名と同じ名前の画像が存在するなら自動的にそれが掲載される。自動掲載画像のサイズはImageSizeで指定でき、デフォルト値は200pxである。掲載の優先順位は以下の通りである。

  1. 指定された画像
  2. 'pagename.svg'
  3. 'pagename.png'
  4. 'pagename.gif'
  5. 'pagename.jpg'

追加画像[編集]

標準では名称が 'ImageFile' でサイズが 'ImageSize' であるような画像が用いられる。いくつかの化学物質についてはその他にも何枚か画像が必要となるため、'ImageFile1', 'ImageFile2', 'ImageFile3' も利用できる(サイズは各々 'ImageSize1', 'ImageSize2', 'ImageSize3' で与えられる)。デフォルトのサイズは200pxであり、通常は ImageSize を指定する必要はない。 以下に例を示す。この例では2つの画像を表示する。1行に1つの画像が表示される。

{{chembox new
| ImageFile = Furfural skeletal.svg
| ImageSize = 100px
| ImageFile1 = Furfural-3D-vdW.png
| ImageSize1 = 150px
| IUPACName = example
...
Chembox new/doc
{{{画像alt1}}}
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

いくつかの化学物質では画像が小さく、並べて表示する方が見やすい場合がある。Chembox new では2つの画像を表示できるような行を2行まで利用可能となっている。1行目には 'ImageFileL1' と 'ImageFileR1'(それぞれ左および右)を、2行目には 'ImageFileL1' と 'ImageFileR1' を指定すればよい。サイズはそれぞれ 'ImageSizeL1', 'ImageSizeR1', 'ImageSizeL2', 'ImageSizeR2' で与える。 以下に例を示す。この例では2つの画像を含む行を1行表示する。

{{chembox new
| ImageFileL1 = Furfural skeletal.svg
| ImageSizeL1 = 
| ImageFileR1 = Furfural-3D-vdW.png
| ImageSizeR1 = 
| IUPACName = example
...
Chembox new/doc
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

組み合わせも可能であり、順序は 'ImageFile', 'ImageFile1', 'ImageFileL1', 'ImageFileR1', 'ImageFile2', 'ImageFile3', 'ImageFileL2', 'ImageFileR2' となる。どの画像が最初になるか(パラメータが空の行は無視される)。 以下に例を示す。この例では1行目が2つの画像を含み、2行目が1つの画像を含む。

{{chembox new
| ImageFileL1 = Furfural skeletal.svg
| ImageSizeL1 = 
| ImageFileR1 = Furfural-3D-vdW.png
| ImageSizeR1 = 
| ImageFile2 = Water droplet blue bg05.jpg
| ImageSize2 = 
| IUPACName = example
...
Chembox new/doc
{{{画像alt2}}}
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

困ったときは[編集]

  • パラメータと値を書いたのに何も表示されなかったり違う値が表示されたりする場合は以下をチェックすること。
    • パラメータを正しいセクションに書いたか?
    • パラメータを2箇所に書いていないか? この場合、後の方の値のみが表示される。
    • セクションは正しく定義されているか? セクションは | section# = {{chembox sectionname |" で始まり "}}"で終わるはずである。
    • セクションの番号付けは正しいか? 使用可能な番号は 1 - 15 であり、重複していると後の方のセクションだけが表示される。。
    • パラメータの大文字・小文字は正しいか? 例えば "Formula" は正しく、"FORMULA" は間違いである。